2014年5月31日土曜日

第二次春期瑞牆山撮影合宿終了

5月、2回目のミズガキ撮影合宿は無事に終了しました!
たくさんのクライマー関係者の皆さん、お疲れ様です。そしてたくさんのご協力ありがとうございました!
前半七日間、後半八日間。
毎日毎日、瑞牆山の深い森に谷に岩稜に、ヤブを漕いだり懸垂下降したりと、奥秩父の大自然を堪能しました。
そして、なによりも膨大な数の岩峰、岩壁に刻まれた多くのクライマーによるルートというライン。
この40年間近い間に多くのクライマーが足跡を残してきたことが、枯木に巻かれた黒くなったスリングや、こんなところにも!というところに打たれた錆びたピトンやリングボルトを目にする度にいろいろな想像がふくらみました。

今回初めて天鳥岩のてっぺんにも立てて、そこから見た景色は一緒に登った6人のたぶん一生涯の思い出になることでしょう(ちと大げさ?)
ともあれ、まだまだ身近に素晴らしい場所はあるものだなあとあらためて知りました!

2014年5月28日水曜日

夏への扉

2週間ぶりに戻った瑞牆山は、すっかり早春の様子はなくなり、初夏の空気が流れています。
気温も湿度も高く、あれだけたっぷりあった残雪も溶けてなくなり、そしてなによりも雲が全然違います!

撮影は順調に進んでおります。

今月は、何年?10何年ぶりにキャノンばかり握る毎日(笑)
クライマーと昆虫ばっかりを撮りまくりの毎日。
なんとまあブログタイトル通りな理想的な生活!(笑)

そんな幸せな毎日もそろそろ終了が近づいております。
今週末にはもっともディープな瑞牆山のふたつのエリアへ行く予定。
かなり登山の脚は出来てきているので、アプローチの心配よりは、未知のエリアへ行く楽しみがいっぱいです!

2014年5月25日日曜日

2014第二次ミズガキ撮影合宿

南の島で汗かきかき毎日登山してた思ったら、寒ーい本州にて間髪入れずに今年2回目のミズガキ撮影合宿へ。
さすがに2日で寒さは順応しましたが、高い標高には息が切れる!
週末は多くのモデルさんが集まりにぎやかであっちこっちにぶら下がりまくりの忙しくも楽しい時間を過ごせました。
皆さんお疲れ様でした、そしてありがとうございました!

明日からの来週も引き続き撮影は続きますが、これからやってくるモデルさんたちもよろしくお願いいたします!

2014年5月23日金曜日

ウォーリーさん祝!プレオープン

昨晩深夜に本州戻ったら寒いのなんの!
10日ぶりにフトンかぶって寝ました(笑)
日本は広いなー!

遊びに行ったら仕事を倍返しだあー
朝から次の現場の事務仕事を全開でこなすコナスこなす。

と、
いきたいところですが、なかなか集中力が持たない持たない(笑)

やはり何事もすぐに切り替えできない年頃になってきてしまったのか、それとも元々の気質なのか?

なんとか夕方に各方面の手配を完了して藤沢のウォーリーさんにお祝いの花を持って行った。
島から来るとジムの周りは大都会だ!
オーナーさんはだいぶやつれていましたが(失礼!)なんとか乗りきって大仕事を一段落させたいい顔してました!

プレオープンは今日まで。
週末は数ヵ月ぶりの休みを取って(お疲れ様です!)
週明けの26日月曜日からいよいよグランドオープンだそうです。

基本的に年中無休(不定休アリ)で1200-2400営業だそうです。

なんせ目立つところにあるので、そのうち東海道線の名物風景になるかもしれませんね。

お近くの方、皆さんよろしくお願いいたします!

2014年5月22日木曜日

八重山昆虫採集終了

今回は西表島に九日間の予定で来てましたが、Gんが隣の玄関口でもある石垣島にも行ってみたい!というので繰り上げて最終日は朝の船で空港のある石垣島に戻りました。
どちらの島も朝から昼までずっと雨で、今回はじめて雨らしい雨を見るというなんという晴れっぷりな毎日!
この梅雨入り真っ只中というのに。

昨日最後に入ったエリアは今回初日から5回通いましたが、沢の水量は明らかに半分近くまで減っていました。
山も乾いていたのでヒルに血を吸われることもなく快適にすごせました。

石垣島に渡ってレンタカーなど手配。ちょうど移動時間の午前中はド雨でしたが、その昔の記憶でたどり着いたカタモンビロードカミキリbyピロタロー発見地に無事到着した瞬間にパーっと晴れ間が来て雨も上がりました!

近年、激減しているという話を聞いていたのでこの目で確かめたい、という気持ちでやってきました。
さてさて、
風景は恐ろしくなにも変わっていない!
木々が大きくなっていたり、あった木が枯れていたり、とかはあるものの、本質的にはここのエリアに限定して言えばなんら変化を感じません。

雨上がりのムシムシした草藪に突入。
しばらくして懐かしい噛み跡発見。
そして、頭を草藪に突っ込んでのルッキングを繰り返すうちにようやく発見!
やけにながーい触覚が、どんなにカラムシの枝にしがみついていてもはみ出しているので割りと見つけやすい。
ボディはエレガントな薄い茶色いビロード仕上げ(笑) そしてふたつの大きな肩の紋が良いアクセントになっていて美しい。
♂♀を複数個体発見し、どれも発生からそれほど経っていないのかスレのない綺麗な個体ばかりで写真をバシャバシャ撮りまくりました!

その後は時間が半端なのでドライブがてら懐かしいポイントのその後を確認。
また来年、ニッポンムネヒダミヤマのリベンジに急速に来たくなりました(笑)

今回は本当にあらゆる面でラッキーだった!
去年見つけた行けば必ず100パーセント紅いのが見つかる御神木の発見と、今年の生態を確認するべく通って充分な裏付けを得られたことがもっとも大きい収穫かもしれない。

当初掲げたいろいろ目標もトップ5のうちの
第一 ベニボシカミキリ♀ゲットウ
第三 ベニボシカミキリ二桁採集
第四 トゲウスバカミキリ灯火採集→灯下
と、3つも達成できてしまいました!
残りの2つはまた来年としても、ヒラズゲンセイとの突然の出会いがそれらを凌駕するほどの感動を与えてくれて、本当に楽しいというかうれしいというか、もっと自然物の奥深さを改めて知らされていただき、本当にありがとうございました、西表島!
という気分です!

最後は八重山を代表するカンムリワシのこの人(笑)
いまはまさにこういう気持ちです!

また来るからな、とオリオンビールに誓いました(笑)

2014年5月21日水曜日

西表島滞在8日目に

今日は寒い。
朝方、寝ていてはじめてなにかかぶりたくなった。
たぶん24.5度ぐらいまで冷え込んだかも。
もう、身体が灼熱と高湿度に対応してしまったみたいで、
とにかく今日は寒かった!

最後の登山もほとんど水分補給なしで到達。
そして、
虫はまったく期待ゼロの感じ。
天気も曇りで、初めて晴れ予報の反対に。

しかーし。

そんなのは人間の勝手なひとりよがり、といわんばかりに、
紅いのが自己新記録な数を発見、観察、そして採集することができました!
なんというか、
このむしに関しては、何度発見しても心臓バクバクのアドレナリンどっくどくな高揚感が変わらない魔力を持っている!
ほとんど麻薬かもね?
でも、ひょっとしたら、
ベニボシ特有の香りが、実はそういう効力を人に及ぼしているのかもしれない(笑)

とにかく、
天国に一番近い島で、
もうすでに天国に召されてしまったかもしれませんなー(笑)

もっと紅いの

天気予報は、今日こそダメダメな予報の中、FITトラップを回収するために登山開始。
しかし、
いつものように良い方にハズレて、快晴混じりの青空が広がる。
こうなると、当然、紅いのどこどこ?アイでの歩行になる(笑)

尾根状の、そして割りと空が部分部分が開けている箇所で、突然視界の中にひときわ紅いのが飛び込んできた。

細い木の上と根本に3つの紅いのが?
一瞬、我が眼を疑ったが、紛れもなく自分のクルマのダッシュボードにも海洋堂のがちゃぽんでゲットしたものと同じ虫がそこにはいた。

ヒラズゲンセイ

ツチハンミョウ科の謎めいた生態と特異なフォルムの虫。
西日本、四国が有名産地だけどまずいつか、いやいつかも採れないだろうなーという扱いだった虫が、突然目の前に登場して本当にビックリした!

とりあえず警戒心も薄く、すぐに飛んでいく雰囲気もなかったのでにわか生態観察と写真、ビデオ撮影をした。
ペアリングも見れたけどかなり短時間で、何回も離れたりまた近づいたりして、それも♂が降りきられた後に仲直りするように♀が近づいたり。
それをまた♂がつれない態度?で相手にしなかったり(笑)
30分ほど楽しく観察できた。

先日出会った虫で有名な某大学生さんも同じく見つけていて、西表島初なんじゃないか?とか盛り上がりました。(初ではない模様)

あとは最近あまり見かけないこの島特産のクロカタゾウムシをGんが歩きながらふたつ見つけた。
この飛べない虫は非常に硬いのが有名な虫で、久しぶりにつまんだけど、やっぱり相当硬かった!

今日は紅いのが採れなかったけど、もっと紅いのが採れたので大満足。

残り日数が少ないので深夜までナイターや街灯回りも頑張りましたが、こちらは北東の風強く吹いて、ヌル。
道路上のカニやヤシガニも皆無だったけど彼らにも関係あるのかもしれない。

しかし、
やっぱり素晴らしいところですなあ!
帰りたくなーい(笑)

2014年5月19日月曜日

もののけ島での修業

今回はいろいろあって独りではなくGんを連れてのもののけ島旅。
連日のジャングルトレッキングにさすがにバテたみたいなので本日は特別休暇を与えて、1日釣り三昧。
自分はもちろん独りで山へ。

シーズンが良くなってきたのでなかなか競合採集者が増えてきて、朝ごはんをゆっくり食べてでかけると、各ポイントの入口にはすでにわナンバーが大抵止まっている。
人気エリアはしかも複数台。
今朝も貝拾いオジサンと話していたら出遅れてしまって予定していた山には入れず。
いや。
入れるのだけど、
これぞ!という御神木を何人かで取り囲んで飛んでくる虫を採る(奪い合う?)のはちょっと苦手なだけです。
ここのような、本当にもののけが住んでいそうな土地ではなおさら、自分独りで森と向き合いたい。
ロマンチストみたいたけど、そういう静かな時間を過ごしたくて、この1年を一生懸命、この瞬間のために頑張ってきたと言っても過言ではないので、とにかく採りたいがためになりふりは構わない、というのは今回はできるだけ避けていっている。
もちろん、
採集には集中力が必要で、全神経を研ぎ澄ませて森の中を徘徊しているのですが、そういう狩猟本能全開な時間も普段の生活の中ではほとんど発動できないので、全身全霊で山を谷を駆け回るのが楽しくて仕方ない!

そんな、一銭の徳にもならないことに一生懸命になっているハゲオヤジをどんな眼で見ているのか興味深く思うけど、それはそれ。
いずれ聞いて答えてくれる日に聞いてみようと思う。

2014年5月18日日曜日

もののけの住民

早いもので八重山滞在も半分を過ぎてしまいました。
登山も連続5日目となるとだいぶ慣れてきて体力は問題ないけど、やはり気温と湿度が高いのですぐに全身から汗が吹き出てくる!
とくに長靴の中がムレテックスmax。
しかし、長靴はヒルやサキシマハブが普通に生活圏内では必需品。細かい沢の渡渉やマングローブの生えるような泥沼が多いので、登山靴などまったく役に立たないので。

梅雨前線が停滞していてなかなか天気は良いほうではないけど、たまーに一瞬の晴れ間に虫達は一斉に飛び立つ!
その瞬間に、絶好のポイントで張り込んでいるかどうかが勝負運を左右するといっても過言ではないでしょう。
これも何度か通ってきて身に付いた技術?なのですが、必ずしも絶対、はないことはもちろんのこと。

昨日はなんの落ち度?もない天候に関わらずヌル。
今日はかなり梅雨前線も降りてきてさすがに朝からどんより、そして時折雨粒もパラパラ。
風向きを見てとある風上エリアへ。

メインエリアの前に今回踏み入れていない人気エリアにちょいと三時間ほど寄り道。
さすがに人気エリアだけあってあらゆる怪しい立ち枯れの周囲に踏みあととナタの跡!
天候が思わしくないのでヌルのまま下山。
ちょいと遅くなったけどメインエリアに突入すると、いました!
やはり少し暗い林内にポツリと紅の姿を見つけた瞬間は、なんともいえない幸せな気分にさせてくれる。
あー、今日も良かった!

そして今年自身初のあるトラップを仕掛けてあったのを確認すると、少しではありますが甲虫がポツポツと入っていました。カミキリ類は入っていませんでしたが、仕掛ける高さやパワーの強弱を変えて再びセット。
試行錯誤状態ながらも一つ一つ実績と経験値を高めていく作業なのでワクワクするし、とにかく汗だくの登山も楽しくなる(笑)

名前は分からないが美麗なカメムシも入っていたのでご覧ください!

あと4日しか!?ないけどさらに頑張りまーす!
遊びですがね(笑)

2014年5月16日金曜日

熱帯雨林

天気予報は本日も良い方向で外れてくれました!
午前中は新規ポイント開拓。
初めて踏み分けていくジャングルは、本当に心が躍る(笑)
野生化した本能が満たされていく!

結果はイマイチだったけど、経験値は毎日確実に上がって増している実感があるのは幸せ者だ。

午後は、定説をくつがえして、夕方近い時刻についに初めての♀をゲット出来ました!。
予想外の生木!
固定観念にとらわれずにニュートラルな視点で森を見渡せていたおかげかもね。
常識は常に相手に合わせていかないと、ね!
これで今回の第一目標は達成できました。
今夜のオリオンビールは、
また格別に美味しいなぁー(笑)

2014年5月15日木曜日

自然マニアの集う島

滞在2日目。
本日は初めての山に入山。
昨年行きずりのベテランさんから聞いていたポイントですが、どのくらいの歩いた場所に優良物件がどのくらいあるのかまったく分からないので、とにかく入口から念入りに探索しながら登山。
天気予報は良いほうに外れて晴れました!
風もなく湿度が高いのでとにかく今年最初の毛穴全開させました。
三時間ほどしてなかなか良い立ち枯れ発見。
しかしいないのでさらに高みを目指す!
まもなくGが特大の♂を発見!
初の生態ビデオ撮影にも成功しました。
昼前後のゴールデンタイム。
一番有望な立ち枯れで、なんと夢にまで見た♀と、それに執拗にからみつくゴロツキの♂を発見(笑)
あまりに超ラッキーな状況に心に乱れが生じて、手元の網さばきにも多いに乱れて、なんとどちらも取り逃がすという大失態。。。

その後、再び飛んでくることはなかった。
残念。

ところで泊まっている宿にはマニアックな人が集っていて、貝を集めている人に自慢のコレクションを見せていただいた。
どれもきれいな貝で見たこともないようなものばかり。
どんな世界にもマニアがいて、今日もほとんど人の目にも触れず、関心も持たれずに、そしてただひたすらに黙々とそれぞれの目的を追い求めている。
なんとまあ自由で平和で、素晴らしい!
感謝感謝。

2014年5月14日水曜日

藤沢から竹富町へ

ウォーリーさんの奮闘ぶりを応援に行きました。
オーナーさん、だいぶお疲れの様子でしたが、頑張れガンバれ!

そしてバタバタと南の支度をして、ほぼ仮眠状態で羽田へバビューン。
三時間のフライトもほぼ仮死状態。

新石垣空港降りたらムワーンとしたまとわりつく熱気と湿気に目が覚めた!

フェリーに乗って大原港へ。

レンタカーに乗り込んだらすぐに昨年のマイポイントへ直行。
時間はやや遅かったがなんとか赤いの♂ひとつ発見。
今年は動画も撮ろうかと考えていた矢先にフワーンと飛び立つ!
速攻で竿を伸ばして捕捉するもやたら逃げ足早くて危うく取り逃がすところだった。
今年の赤いのは活発なのか?


しかし、
早朝関東を出て、昼すぎには中国の船もウロウロしているエリアでネットを振るうという便利さを享受できる幸せ者!

これから九日間、勝手に遅れたマイゴールデンウィーク開始です(笑)

今宵は、上原港からの満月が素晴らしい。
生きてて良かった!

2014年5月11日日曜日

ツジウス

1月のサルディーニャ島以来の休暇だあー!
いつのまにか季節は進み、ムシシーズン開幕!
先日の下見フライング気味やっぱり雨、以来の今年初の初竿。
日曜日で晴天となったので、20人以上のカミキリ屋が集結!
自分はいつもの習慣で8時から山に入りましたが、すでに各カエデポイントには特に良さげなカエデの前にはすでに5.6人が張り込んでいました。
目的のツジウスはともかく甲虫が飛び出すのがだいたい11時ごろ。
皆さん3.4時間も前からジーっと樹冠部を見つめ続けている。
なんという根気強さ!
自分は、たとえば人気ラーメン店などに何時間も並んぶことは5分も我慢できない性格なので、オーマイガーな状況にビックリ。
とにかく誰もいないカエデを探して上に登っていく。
登っていくと、必ず先客が!
どんどん登ってく。
そしてやっとマイポイントらしき場所を確保して、近所の話好きそうな同年代の人を見つけていろいろ立ち話。
とにかくヒマなんだが、どんどん採集者が登ってくるので落ち着かずに、話もそこそこに場所とりのために、それぞれ一定間隔で迎撃態勢を構える。

10時過ぎからだんだん気温も上がってきて、ちらほらと12級のヒナルリがふたつみっつ入るようになってきた。

そして11時。ここからだいたい午後2時ぐらいまでが勝負!
すると、どんどんライバルも増えてくる。
カエデの花は誰の物でもないので、基本的には独占するのは大人げない。
自分より大きいネット、長い竿、素早い竿さばきの人がやって来ると、やたらとネガティブな気分になってしまう。
せっかくのんびりと自分だけの世界で楽しみたいのに(みんな同じ感覚だと思うが)自由経済競争社会弱肉強食食うか喰われるか的な気持ちに追い込まれてしまう。
正午。
いよいよ甲虫も本格的に飛び出してきたけど、
先の理由によりせっかく確保していたマイポイントを離脱。
見えない縄張りを意識してまで、楽しく過ごしたい趣味の時間を我慢してまで過ごしたくない。

どんどん上に歩いていく。

上には先客がふたりいたけど、カエデは3本あったので、挨拶をして1本の木をなんとなく譲ってもらう。
さいわい、先客のふたり組はベテランと初めてのペアらしいけど、すでに複数のツジウスを確保しているとのことで心に余裕があって助かった(笑)

しかし、微風が吹き初めてからはグラフィア類の飛来がビタリと止まってしまった。

まずい。

とにかく体力はあるほうなのでがむしゃらにネットを振ってスイーピングをバカみたいに繰り返す。
無心になって、他人が見たらまるで無意味なことに集中している時間が、とても好きだ!(笑)

仕事でもないし、食べられるものを採ってる訳でもないし、誰の為になるわけではないし。

こういうのが、趣味というのかな?

たぶん、携帯も圏外で、誰の心配も忘れて、24時間常に優先順序を立てながら仕事の段取りしてる自分をキックして、
無我夢中で出来ること。

こういうのが自由、というものなのかもしれないな!

中央アルプスも、仙丈岳も、
今年もきれいな山容を見れて、
善き1日でありました!

2014年5月9日金曜日

山籠り

今年最初の瑞牆山撮影合宿が本日無事に終了しました!
なんだかんだと天気もずうーっと良くて、毎日今年も良く登山しましたなあ(笑)
昨年に比べると山の全容も身体に染み付いてきたのか?それほど遠く離れた場所には感じなくなってきたのが成果か?まあ単純に慣れてきたのかな。

それにしても岩は本当にたくさんありますねえ!先人の開拓魂、そして現在の開拓クライマーの人生をかけた足跡をたどるのも、なかなか楽しいというか彼らの情熱に触れているようで心地よいものです。

そんな時代を越えて後世につなげていくためにも現在、トポ写真集?をNN氏がこれまた人生をかけてこの山のルートの全容解明とトポ編集をしています。
来春刊行予定ですが、自分の写真もたくさん使って頂けるようなのでとても楽しみです!

自分はクライマーとしてはもうはるか昔に一線からはかけ離れたところでエンクラしておりますが、昨年から毎回毎日、全国から集まった一線でバリバリ活躍している現役クライマーの皆さんと一緒に山に入るといつもなんだか元気をもらえてうれしいです。
自分にはもうあまり力は残っていませんが、カメラを使うのはまだまだマキタ並に?自信があるので、今月末の今年第二回目合宿もどうぞよろしくお願いいたします!



で、
この山には当然のごとくもうひとつの楽しみも満載で(笑)、今回は灯台もと暗し、そのものの発見もあったりして、今年のムシシーズン計画も若干のスケジュール変更をしてぜひとも未だに見たことのない現人神切りを確認してみたいと強く思った次第であります(笑)

2014年5月5日月曜日

伊那偵察そしてグラニットさんも偵察!?

ゴールデンウィーク終盤のこどもの日。
天気予報では全国的に崩れるとのことで撮影はお休み。
こんなこともあろうことかと、多治見のグラニットさんに追加で頼まれていたサブマット4枚とカバー生地をお届けにちょいと遠征。

と行きたいとこでありますが、山々の木々が芽吹くこの季節は長い長い冬の採集オフシーズンが空けて春のむしたちがワラワラと湧いてくるシーズンでもあるので落ち着いていられない(笑)

でなんで、さらに道すがらの伊那の山中に、ちょいと遠征!

ここでは通称ツジウス、ツジヒゲナガコバネカミキリという特産のカミキリムシの有名ポイントがあり、ゴールデンウィークは毎年全国から多くの虫屋が集まることでも有名なところ。

狙い目のカエデやズミの花は毎年微妙に開花シーズンが前後するので、毎年冬の間から天気を気にしながらも花のピークを見極めるためにも最低一回は下見が必要。
今日は願ったり叶ったりな感じで突撃!(笑)

前日比の予想最高気温マイナス8度、気圧の谷通過で悪天、寒気流入に伴う強風、とくれば100%なにも採れない。
当然、登山口には誰の車もなし。
念のため、ネットを持って林道歩きを開始!
昨日の大ヤスリ岩登山の筋肉痛がけっこう痛いけど、まあちょうど良いアクティビブレストか?
最初のカーブポイントでは意外にも風も弱く、しかも薄日も差してきて気温も15度!
こりゃあ、ひょっとしてポイント独占の上にウハウハのニヤニヤな予感(笑)
さっそく今年初竿、そして初ビーティング開始!

が!

んが。

2振りしたらネットの付け根がフニャーンのダラーン。

なんといきなり軽量で高価なネット枠一体型80センチが根元からポッキリ逝ってしまいました。
うーん、残念です。
なんとかガムテープで補修を試みますがダムンイット。

このネットは本当に使いやすいのですが、本当に壊れやすい。
この二年間でこれで3つ壊れました。

途方に暮れていると、やはりこの想定外の好天にどこからともなく3人ほど上がってきました。
やはり有名ポイントは凄い。

丸腰ではどうしようもないので潔くあきらめて下山。
すると同時に強風とともに雨が本降り!
良かったのか?
まあ、自分の晴れ男指数はまだまだ健在?と前向きに捉えておこう(笑)

で、肝心の花の開花は例年より二三日遅れた感じですかね。


心置きなく多治見へバビューン。
名神方面へのUターンで少し混んでましたが、多治見は渋滞前な地域で助かりました。

グラニットさんにはちょうどTかさちゃんがセットに来ていました。彼女ももう大学3年生だとか。
みんな大人になっていくなー(笑)

少し弛いという箇所の裏骨補強工事をして、件のサブマットなどを無事に納品。
内装工事はなかなかまだまだ先がありそうですが、なかば強制的にグランドオープン予定日を決めてきちゃいました!
5月24日土曜日正午、いよいよオープンしますぜ!
お近くの方々のふるっての来店、お待ちしております。
オープン記念に最初の土日来店の皆さんにはなにかうれしい特典がありそう(笑)

Tオーナー、頑張って下さいね!

2014年5月4日日曜日

ミズガキ合宿2014スタート

ゴールデンウィークもたけなわ!
なんとか無事に植樹祭広場にてNN社長や久しぶりの広島からの丸ボーチームと合流。
さっそく七面岩エリアへ。

ここはその昔、開拓チームのもののけM山さんらに連れられて撮影しロクスノに発表した場所。
行ったことのあるのは自分だけ、ということでしたがアプローチは連れられて行ったのでほとんど覚えていない。。。
その後開拓された地獄エリアからトラバースするのが行きやすい?という情報を元に出発。
しかし、シーズン初めの山の斜面は大雪の影響もあって倒木や折れ枝が大量に積み重なっていて、元々踏み跡もないので歩きづらい。
二時間以上さまよってなんとか到着。
しかし訪れる人もほとんどないらしく、クラックは自然に戻っていて苔とイワタケに埋もれてしまっていた。
しかし、
丸ボーさんはワイヤーブラシやナイロンブラシを腰につけて掃除しながらオンサイトトライ!
文句はひとつも言わず、むしろ喜び?の歓喜の声?をあげながら次々と掃除オンサイト(笑)
いやー、長いこといろんなクライマーを撮影してきているけど、これほど悪条件のルートを登ってくれと依頼されてサクサク登ってしまうひとは初めてでした!

そして翌日はいきなり最果ての大ヤスリ岩へ(笑)
みんなして二時間の急登登山にヒーヒー言いながらも、取り付きに付いたら次々とトライ!
天気にも 恵まれて、ちょっと寒かったけどたくさん良い写真が撮れました。
お疲れ様です。
ありがとうございました!

2014年5月3日土曜日

ウォリー卒業!

今月20日の週にオープン予定の、藤沢駅南口から左へ徒歩5分、
ウォリー「WALLY」さんの壁建て、マット敷き込み、そしてセットが完成と相成りました!

内装はオーナーさんチームがこれから山場に入っていくわけですが、怪がなく安全作業で頑張って下さいね!

明日はプロセットのO可能氏が仕上げに来てくれる予定ですが、ひとまずはセットをしてくれたD班長、YK姉、クロセットチーム、USAMIX、そしてノブ、ありがとうございました。そしてお疲れ様でした!

またどこぞでよろしゅーうです。

個人的には連続5日間のボルダーセットは初めて?だったので、ひどく疲れました(笑)
そして、
間髪入れずに次の現場へ出発進行!

が、
さすがゴールデンウィーク。
真夜中だというのに大渋滞勃発中につき、こうしてブログもアップデートできたりして(笑)

とにかく猛烈に眠いけど、朝までに到着予定。
いや、到着希望?

連続無休労働5週目に突入しますが、自営業者の辞書には過労死とか残業手当とかいう語彙はなかったのだあ〜


あー
眠い(笑)