2012年10月31日水曜日

シバレル夜は

日増しに朝晩の冷え込みが厳しくなってきた郡山市。
現在気温は7℃。
かなり寒さを感じます。
Tもの組が明日卒業で本業の清掃業務として引き続き福島県県内で除染作業に向かうので、今夜はプチ宴会。
初の試みとして「すき焼きパーティー」をしてみました!
肉が旨い。
白菜、葱が旨い。
白滝、豆腐が旨い。
とにかく旨い!
〆は豚肉ときたまご包みうどん。
めちゃめちゃ旨い!
そして、
死ぬほど腹一杯(笑)

なんか合宿気分で楽しいな。

またどこぞでなんとか鍋、つつきましょうや!

現場めし

ここ最近、朝晩の気温がぐぐっと下がって参りました。
みなさん、風邪などに注意ですぞ。

仕事柄、といっても海外ツアークライマー時代から、日本、世界のあちこちに出掛けております。
オーディナリーピープルは、その土地土地の美味賞味が楽しみにしている方々がほとんどだと思います。
自分も、やはり美味には弱いです(笑)

がしかし、旅から旅の生活だと、やはり食生活は身体が資本の職業なので、どうしてもコントロールできないと長続きはできませんなあ。
美味しいものはたいてい、脂肪や油、塩砂糖がふんだんに使われていることが多い。そして野菜類は皆無。。。

なので、なるべく自分で自分の調子を整えるためには、朝昼ぐらいは身体のことを考えた献立にしたい。

で、昨日は野菜たっぷりラーメン。
これから春までラーメンの美味しい気候ですなあ。


仕事あとはトレイルロックさんで、久しぶりのクライミング。
D班長とY原旦那らとともに登りましたが、四級?の課題でこんてんぱんにやられてしまい、久しぶりのアローン。

むむむ。

今日も野菜たっぷりたべよーっと!(笑)

2012年10月29日月曜日

ななしの

印西のざわめきもまだ冷めやらぬ未明。栄子の進路は東北道を北進。

三重はしばし保留で本日より郡山場所のはじまりはじまり。

空気は清涼、天気は快晴、色づき始めた風景はやたらコントラスト強くて清々しい。

コンパクトな現場ながら、ぞくぞくと人員5、資材が搬入された1日でした。

またしばらくこの土地にお世話になります!
よろしゅう!

2012年10月28日日曜日

ワールドカップ終了

結果は安間サチ君が見事地元開催で3位の表彰台にあがりました。
オメデトー!
日本チームはみんながんばってましたな。
まだ最終戦もあるけど、ほとんどの選手はまた来年目指してがんばってください!

それにしても世界のトップレベルは、本当にすんごいなあぁぁぁ、と感嘆しましたぜよ。
もう牧歌的な時代ではないことを昨日に引き続き大実感しましたなあ。
セッターも大変だわ。
えらいこっちゃ!

そんな世界で勝負してるみんなは、スゴいなあ。

がんば!

2012年10月27日土曜日

ワールドカップ初日

千葉県印西でのリードワールドカップの撮影に来ております。
前回の加須のときから5年ぶりの開催とアナウンスがありました。
いやあぁ早いもんだ!
個人的にはあのときはウォールコーディネーターとして直接壁建て作業から壁のレイアウト、ハリボテ作りまくりまで関わって充実してたなあー!
国際チーフセッターを辞してすぐの頃だったからエネルギーも思い入れも満ち溢れてたなー。
いまじゃすっかり先端部からは遠ざかったけど。
まあそれも自然。

今日の競技を見ての感想。
それは、本当に質実ともにルートの難易度が、はるかに上がったんだなあーということ。
いまの選手は、本当に大変だ!
もはやどの選手もクライマー、というよりは完全にアスリートと呼ぶに相応しい、厳しい訓練を積み上げた身体をしてます。
当たり前といえば当たり前なんだけど、まだある程度叙情的なコンペの時代を知っている人間としては、まあここまではっきりとスポーティーだと、もはややはり5年前の決断は正解だったと確信できて嬉しい。

いまの選手の一番イイ表情、一番カッコいい瞬間を、明日はがんばって撮影しよう!

そしてこれからはなおさらに、もっと凄い選手が育つような人工壁を建ててゆきましょう!

クライミングってやっぱり楽しいな(笑)

2012年10月25日木曜日

仮卒業

短期間ではありましたが、三重場所は一旦卒業。
壁の一部の下部だけとりあえずこさえました。あとは下地を整え、来る来月の本場所に向けていろいろ準備はできました。
内装工事など他の業者さんとの兼ね合いも、段取り良く進んでいきそうなのでまずはホッ、ですな。

今週末は千葉県印西でのワールドカップを、協会公式カメラマンとして撮影に行きます。
久しぶりの本職?仕事はキャノンのシャッターが唸りをあげますぜ!?
伝家の宝刀、巨砲赤帯玉が選手の毛穴まで、くっきり記録しますぜ(笑)

日本選手の活躍を期待してますよー!
頑張れ!!

2012年10月24日水曜日

作戦本部

ひろーい現場。
風の通る、換気の良い現場。
朝陽が昇れば働き、日が暮れれば仕事は終了。
そんな現場にはちゃんとした作戦本部が必要と、イスとテーブルをこさえる。
が、
あっという間に生活臭香る食卓に(笑)

なぜかオーナーさんグループは、せっかくの多人数腰掛けOKの長椅子×2に腰掛けてくれない。
なぜか?なんては理由はあきらか。

いくらなんでもなかなか入りづらいわ、こんなオヤジ達の空気に。

まあ、実質三日目を終えて工事はなから順調です。
オーナーチームもなんとコンパネ300枚の塗装を終え半分以上の穴空けと爪付ナット打ちを完了! なかなか優秀なスタッフ揃いですなあ。

というわけで、D 班長の買った地デジTVと共に夜は更けて行くのであった。

つづく

2012年10月23日火曜日

スチールライフ

現場はいつもの倉庫だけど、玄関まわりの工事も同時進行中なので壁もなくオープンエアーな感じです。

寒気が入ってきて、ちと寒いから早く壁と扉ついて欲しいですなあ。

当分は鉄骨と材骨にまみれて構想練りながら全体像を少しずつ形にしていきますかね!
でっかいおまかせはやる気がでますぜ(笑)

2012年10月22日月曜日

光あるうち光の中を歩め

その昔、中学3年生ぐらいから読書に夢中になった。
特に高校時代は特定のジャンルに片寄らず乱読した。
でもやはり一番興味を引いたのはいつも人生論に関連した古典が多かった。
トルストイのこの作品は高校一年のときにクラスメートが読んでいるのを知って読んでみた。
ユリウスとパンフィリウスのやりとりは興味深くいろいろなことを考えさせてくれた。でも結局のところ、答えはまったく出せなかった。

その後、いろいろな本の影響もあっただろうけど、放浪癖のおかげで旅先でたくさんの人々と出会って感じたことのほうがよっぽど糧になった。

そしてクライミングと出会い、世界のあちこちに出かけて、本を読まなくなった。

人生も半分過ぎて、いまだ定職にも就かず、自分はいったいなんのために生きているのか答えは出ていない。

ときにユリウス、ときにパンフィリウスな生き方を過ごしている。

答えは死ぬまでわからないかもしれないと、最近分かってきた。

歳をとるのは、悪くない。

三重場所開始式

昨日はリハビリ明けで晴れ晴れした気持ちで新東名をバビューン。
久しぶりにいつも面子と再会し、さっそく墨出し。
リハビリ中には普段できないいろんなことを考えたり下準備を重ねた甲斐あって、新兵器がかなりの活躍!
もう手巻きには戻れない(笑)

で、今朝は少し早起きして合計14トン≒1400000グラムの材料搬入。
久しぶりにコンパネの山々に心踊る。
この規模はベースキャンプ以来か?

さあて今週はひたすら仕込みますぞ!

2012年10月12日金曜日

ラーメモ

昨日今日は大東京のど真ん中、業界最大手のP社総本部で備蓄機能強化工事です。
いつもお世話になっているくろせっとの皆さんと、最近人気のラーメン屋を紹介してもらって食べに行きました。

麺は太目。スープは透明やや黄色く一見塩か?と思わせる。ほのかにだしの風味。 塩ではなく、当然家系でもない。味には芯があってくどくないのにあと引く味なので、久々にスープゴクゴク飲む。自家製風チャーシューも、トッピング味付け卵もなかなか旨し!


採点結果は

☆☆と半分

かなり高得点でした(笑)

2012年10月10日水曜日

秋の1日

初めてのフクベ。
ここのところ朝晩は適度に冷え込んできたので車中泊が快適すぎて寝坊してしまった!
天気は曇りがちだけど寒くも暑くもなく超クライミング気候!

5月の塩原以来の岩場。
しかも右手の薄皮には、やはり久しぶりの岩は、ザラザラしていて痛かった(笑)
右手の握力が落ちているのは顕著で、なかなか思うようには登れないけど、新しいエリアをあちこち石ころや課題を探して歩き回るのも楽しい。

入山届けノートには本日は平日なのに20人近いボルダラーが来ているみたい。さすが有名エリアだなあと関心しきり。
昔話だけど、25年前頃に欧米の岩場に行くと平日でもいつも誰かしらが登っていたことに関心した。当然日本は週末しかクライマーはいなかったからパートナーを見つけるのが大変だった。
やっとクライミングが人々の生活に根付いてきてるんだなあ、としみじみ思った。

しかし、
思い出話ばかり頭をよぎるのも、年取ったんだなあー!(笑)

2012年10月9日火曜日

本日も晴天ナリ

今日も湖畔は快晴。
本日はとても気持ちよく仕事ができました!
すべてが噛み合っている感覚は、やはり当たり前だけど、何事にも前向きにコトが運びます。
反面教師として、自分も人が不快に思うような態度、行動には充分気をつけよう、と改めて心に誓った1日でした。

で、早くに終わったのでぐるりと湖畔を周回して関ヶ原越え。
先週末オープンしたBUBU さんにお祝いしに行きました。

オーナーさん、ちょっとお疲れ気味ですがもう少しがんばれば落ち着いてくるので、いまが踏ん張りどころですよと応援。
国体で大活躍したD K が難しい課題をたくさんセットしていったというので、スラブの壁形状を利用した面白そうな課題をオーナーさんと一緒にトライしよーかなーと思ってたら、次々とお客さんが御入店!
エッジさんも立派なスタッフが育ち、ブブさんも好スタートがきれているみたいみたいだし、なんだか一生懸命作った壁でいろいろなクライマーが育っていることを見聞きすると本当にうれしい。
ほんの少しでもみんなの役に立ててると実感できる瞬間こそなんだか生きてて良かったと心から思う。

右手もすっかり再生してきて、また昨日よりもっと良い仕事をしていきたい。

と、そのまえに、
明日は念願の岩場行き!
リハビリクライミング1学期期末試験として?初フクベじゃ(笑)

楽しみだな!

2012年10月8日月曜日

日本一の湖のほとり

本日は晴天ナリ。
壁は南西向きで白っぽいのでやたらと眩しい。そして暑かったあ。
黒目の薄い自分には光が強すぎて目が痛い。
いろいろあって作業が100%はかどらず。
御当地の、物言いとか、表現の仕方は、土地柄が出ていてそれはそれでいいのだけど、やはり関東モンのストレートな世界で育ったモンには、やりづらー。。。
なんでそんなに遠回しな物言いなんかワケわからん。ようするになに言いたいのかはっきり白黒つけて欲しい。
つべこべ言わずに仕事させてよ!
ネチネチねっとりと嫌味言ってるそこの自分、恥ずかしくないのか、日本人として!
イライラはなるたけ顔には出さんようにはしてたけど、やっぱり関西人と関東モンとは決定的に相容れない文化の差異を感じますなあ。
虫の世界の話だと、そりゃ生態系とか分布種が全然違うんで当たり前と言えば当たり前か(笑)

狭いようで日本は広いなあ。
だから面白い!

しっかしっ、Wマウンテン県といい、やりづらいわ、ホンマに。
でも、なんとかわずかなニッチェに活路を見出だしたいですな。がんばろっと!

2012年10月7日日曜日

プチ採集

明日からの仕事に備えて前日に現場入り。
本当は昼前には到着して現場近くの比良山系で、にわかゴミムシ屋として1000mの山々を歩き回るつもりでした。
が、
折からの連休で、どのルートも事故渋滞。。。
うーん、宇宙人家政婦にビビーッと解消してもらいたいと缶コーヒー飲むもかなわず(笑)
到着したのはもうおやつもとっくに過ぎた時間。
とりあえず第一目的地の林道に突入!
道は荒れていたけど今回はなんとか終点まで入れた。ここで標高650m。ここから登山開始するつもりだったけど時間ないので林道沿いにひっくり返す。
なかなか厳しい感じなのはすぐに直感で分かった。
なんとか普通種?のクロナガオサを複数確保。
サンショウウオも石の下に潜んでいるなんて今日初めて知った!水がなくても大丈夫なんだなあ。
あきらめて下山始めてすぐの500m付近で、なんとなく引かれる雰囲気の道路脇が見えたので迷わずひっくり返す。ビンゴ!
小さいけど10ぐらいゴミムシを確保。
さっそく先生に報告するも、やはりプテロではない?みたい。うーん、残念。
でもまあ、もうこんな季節外れでもムシトリできる新ジャンルに楽しめた午後でした!

2012年10月6日土曜日

先生はというと

夜中にF山で念願のニッコウオオズという奴が採れたよーとメールがきた!
さっそく彼の職場である研究所、その名も「計画」。
リハビリクライミングがてら例の奴を見に行った。生態調査の生々しい苦労談を聞きながら、ゲリタニアの出し方とかトラップの仕掛け方とか、まだまだいくらでも新種発見の可能性が残された分野だということを熱く語る先生に感化された。
帰り道、釣具屋でサナギ粉を購入(笑)

さっそく、中部日本で試したいと出発進行!(笑)

2012年10月5日金曜日

生態調査会

本日はひさしぶりにP太郎と、F山生態調査に出かけた。と、同時に治山事業現状調査も行いました!(笑)

秋に羽化してくる地表性昆虫を探します。自分は初めての経験なので手取り足取りP 教授に教わりながら朝8時半より石をひっくり返す。ひたすらひっくり返す。黙々とひっくり返す。でっかい石もちっちゃい石も、ただ単純にどんどんひっくり返す!
で、ときどき小さいゴミムシが出てくるので、すばしこく逃げられる前に捕獲。そしてすぐに先生に見てもらう。
うなる先生。
先生でも顕微鏡がないとよく判別できないぐらい、この世界は深い(笑)
だいたい20から30個の石をひっくり返すと一匹出てくる感じなので、疲れや初心者による飽き?がほどよくピークに達する頃合いに調査対象物が発見できる。だからなかなか止められない(笑)

午後5時。
ひたすらひっくり返す1日はあっという間に終了。なんでもかんでも捕獲したのでちっちゃいのが毒ビンにはそこそこ入ってる。
これを帰ったら標本にして、そして種別の同定という作業が待っている!
先生は夜行性の彼らの観察の為、明日の朝まで現場でがんばるとか。24時間テレビもビックリの情熱的研究だ!
ちなみに本日は初心者の自分が本命のプテロを5つ捕獲して、先生は0。
天才的採集家の先生でもこういう日はあるのが生態調査のいとおかしきところともいえよう(笑)
先生の今夜のタコ採れ、もとい生態調査がうまくいくことを願って下山しました。

追伸
紅いキノコはタマゴタケという美味なキノコ。週末のジム並にキノコ採りの太公望?で賑わったF山でしたが、あるところにはありましたとさ!

2012年10月1日月曜日

羽化!

積算温度に達したのか、突然脱皮が始まった!
まるで台風の暴風を隠れ蓑にするかのように、あらゆる外敵が息を潜めている悪天の深夜にそれは始まった。
ムズムズして痛かゆいのがピークに達し、風呂でふやけた分厚い白い皮がブヨブヨに浮いているのを確認して、馴れない左手でハサミを使って脱皮成功!
真皮はまだ赤子の皮膚のように薄くて敏感だけど、ちゃんと指紋が出来ていた!
こういう再生力にはいつも自分の身体ではない神秘を感じますなあ。
かるーく登りながら、少しずつリハビリ開始ですだ。