2010年11月29日月曜日

ジャンダルムにて

今年最後のリードコンペも無事終了しました。 スタッフ、選手、関係者、壁建て職人のみなさんお疲れ様です! 
自分もこの3月はここの建設に携わりました。 特製ストーブが懐かしかったです(煙くて~笑) 

新婚さんです。 でも仕事はキッチリ。 
同い年です。
締まって見える!?
 

同じ誕生日のパパには久しぶりにお会いしました。 
あいかわらず元気でなによりなにより。 
 
今日も同じラッキーカラーですよ(笑)


チーフセッターさん。 
重責、ご苦労様でした。 
これからもどんどん経験を積んでがんばっていって欲しい! 




少ない時間と限られた環境のなかでのセット作業。
ベテランの真骨頂でしたよ。
横浜にまたナガモノたのみます!




「もっとも危険な男」というアナウンスに本人も苦笑い。
来年はマジ落ちしないように気をつけてくださいね。





理事長とチャンピオンと音楽関係者。
ご苦労様でした!
 






最後に「華」を。







2010年11月27日土曜日

日本選手権出場、そして

しばらく建夫仕事に追われつつも、睡眠時間を削りながらも今日の大会に向けてコンディショニング、自分なりにはうまくこなしてきました。
が。

オブザベ時に壁の端のバウンダリーは気をつけるようにという注意はラーメン先生から指示されていたんですがねえ…
生まれて初めてバウンダリーで参加選手中、下から三番という予選落ちしてしまいました!
自分では、その瞬間は、足がかかった!というよりは、「あれっ、引っ掛かった、ヤベ〜すぐ外さなきゃ」という感じで外したんだけど、会場観客からは「あーあ〜」という声が聞こえたので、すぐに競技中止か?と思って確認したらなんの反応もないので、大丈夫だったんか、あ〜良かった〜と登り続けたんだけどねえ…
降りてすぐにPープから、「ダメだね」との言葉に、あーあ、という落胆は仕方ないとしても、何か附に落ちない気分だった。


ジャッジに何か文句言うつもりはないが、選手からすると、まずほとんどはわざわざ危険を犯してまでわざと反則行為までして高度を上げようとは思ってないということ。 なかにはそういう輩もいるからルールは絶対なんだけど、やはり晴天のヘキレキとはこういうときに使うべき言葉なんだろうなあ〜

あとからあとから、悔しい気持ちは高まるばかりだけど、だからコンペはもういいやあ~~ というのではなく、また次、そのまた次、と納得いくまで頑張りますよ!

次はとりあえず苦手なボルダーコンペ。そしてその頂点のBJC長崎が目標ですかね。

クドくてしつこいのは、昭和生まれの誇り!?

アイソでは浮いているけど、若い元気を丸ごと頂戴して、デッカイ元気玉を作ってみますかね(笑)

アラサー、アラフォー、そしてオーバーアラフィフメンバー募集中! 

追伸 : 山形のT口さん、まだまだ一緒にがんばりましょう~

2010年11月22日月曜日

レクレイム

世間は飛び石連休ということらしいです。                                      
しかしながら建夫のカレンダーには決まった赤い日がありませぬ。 
世間の赤い日は、もっとも注意している日であります。 
ETCが休日1000円になってからというもの、赤い日はもっとも怖い日でもありますです。 
 
  
マーフィの法則は、やっぱり正しい。 
 
すなわち仕事の日は「すこぶる」天気が良い! 
 


本日の現場。 
 
やはり「すこぶる」天気が良い一日。しかも気温20度オーバー。 
現場はTHE NORTH FACE なのに汗ばむ陽気。 さすがミカンの国! 
 
一日、ぶら下がって、帰りの渋滞が怖いので、「すこぶる」手早く仕事を終わらせようと、休みなくグリグリング・グリグリング+マキタ+ヒルティ+打撃+手首締め締め+etc。。。 
 
かなり自分的にはがんばった。 
自分で自分をほめてあげたい、とはバルセロナのヒロインだったなあ。 
とっとと現場を引き上げたはいいが、いきなり県道レベルから渋滞で動かず。。。 元請からの電話に報告をしていると、とんでもないところに国家権力が潜んでいて、即効6000円+1ポイントロスト。いけないのは自分なんですがね、確かに止まっていたんですがねえ。。。 手に持っているといけないらしいですよ、アレを。 
そんなコソ練してないで、君達には尖閣とかエトロフに大挙上陸して勝どきを挙げて欲しいワケですよ、納税者としては。 
 
短気は損気、と申します。 
 
法廷速度で帰ります。
 
とは、いかなかった。。。


快晴の日の夕陽に満月と富士。 
 
昨年の暮れに、古い友が富士から天国に逝った。 
 
それから幾度となく、ここを通り、そして奴のことを思い出しながら、考えた。
自分がまだ生きているということ、とか、これからまだ少し生きていく意味とか。 
 
答えはいつもないけど、
まだ生きている。 
 
そんなこんなが、奴への成仏につながれば幸いだ。 
 
形式ばったいろんな式は苦手だけど、
富士を見るたびに奴を想う、それだけで充分だと思っている。 
 
24年前の成人式の日に、一緒に快晴の赤岳の頂上で半日ボーッとしていた、あの日は忘れない。
 
どんなにボケても、忘れないだろう。
 
無言で過ごした半日。 
 
 
本当に、さようなら。
 




とはいえ、現実は。。。 なんてこったい! 
 
40,50キロCO2排出しまくりが当たり前の「赤い日」。 
 
まったく良いことがひとつもない一日、というものも年に数度あるもんだ。
 
それでも生きていれば良いこともまた、年に数度ある、かもしれない(笑)
 
がんばるぞ、おーっ!

2010年11月20日土曜日

ひらぬまばしそつぎょう

横浜での白い粉や謎の微粒子に包まれた2週間が本日無事終了~~~  いやあ、ジムってホントすごい! タンマグは胃腸薬?という話を聞いたことあるけど、この2週間はすこぶる快調でしたな(笑) 建夫のレパートリーが増えました。またひとつアイテムゲットだぜ! 断熱材をびっしり仕込んだせいか卒業後の2階は常夏~ まったく暖房してないのに汗ばむほどで、おかげで手汁がドバドバでしたな。外はもちろんコートが要る寒さです! この冬は横浜が暖かいですよ~ 
 
どんどんきゃのんよりまきたになっていくおれの右手(笑) I藤店長、お世話になりました。 仕事後の自分クライミングに気をとられて、いつもの一緒のポーズ撮影忘れてしまいました! ドセージ、ドサージュと読んでましたが(笑)これからは全編くまなく見て勉強いたしやす! 
 


仕事の日は天気が良い。
むかしマーシー(スズキではない)の法則とかあったな。 あれ?マーフィか!?
 
こんどの日本選手権、年寄りがエントリーすると少年にはなかなかできない昭和なマントルとかクラックとか出だしで連発する、ということはないんだろうな、ないな。
 
まっ、せいぜい「どどん波」ぐらいの気合しかでないけど、身体の動くうちはさらし者でもがんばりますよ。 なんせこちとらアマチュアだから失うものはないときてらあ(笑) ど、どーだ

2010年11月17日水曜日

ヒラヌマバシ

屋根断熱工事も、本日核心部!?を無事終了しました。 
なかなか細かい造作でしたが、自分的にはそういうほうがヤル気も出るのでまったく苦にならずの午後でした。
残すところあと3スパン。 かなり予定通りすぎて、怖いぐらいで、ついついトラップがどこぞに隠されているのでは?と疑心暗鬼になったりしましたが、このまま順調に金曜日で工事は完了しそうです!
お客さんには不便をかけた2週間でしたが、これでこの冬は暖かいですよ~ あと来年の猛暑も跳ね返せそうですぜ! 
すでに2/3が断熱されているんですが、今日は暖房していないのに夜9時過ぎまで老若男女Tシャツで
汗ばむほどの暖かさ。
自分としてはいささか暑すぎるぐらいで、手汁がたくさん出るので、うれしい半分ですなあ(笑)
  
しかし、全然関係ないんですが、どこのジムもそうだけど、壁裏とかのチョークホコリの量といったら。。。  アレ、なんとか手軽にキレイにできる方法ないのかな?と思う次第ですよ。 それか清掃業務として新しい隙間仕事始めますかな!? 
個人的にはトイレ掃除よりはるかに嫌な掃除に思うんですが。。。

2010年11月14日日曜日

カモイケ橋

ちょうど1年前はここで壁建てしてた。 壁工事と、その後の内装工事いろいろは入院してしましったスタッフのピンチヒッターで関わった。       
オープンして直後に、「ここで登っていれば必ず強くなる!」という直感は当たっていた。 
実際、現在の常連はかなり強い。オープン後に加わったスタッフのYK姉なぞ、それまでおよそボルダー力は並みレベルだったのに1年で見違えるほどの成長を見せて千葉国体では日本全国のクライミング関係者の度肝を抜いたのは記憶に新しい。 

自分は、残念ながらオープン後はなぜか足場建夫稼業で大忙しになってしまい、現場に住み込みながらなけなしのホールドをできたての壁の下部に取り付けてはトラバースを夜な夜な繰り返すことぐらいしかできない生活に。。。  
結果は正直だ。 
去年とはあまり変わっていない。 
ただ関節のアチコチがしくしく痛む個所が増えたかな? 


でも時々でも来てみると、身体中が酸っぱくなるほど「効く」。
今年ももう残すところ少なく、2011年へのカウントダウンは始まっているけど、やっぱりできる範囲でがんばっていきますかね! オーッ!!

2010年11月13日土曜日

11ヶ月ぶりの御岳

今年の正月以来の奥多摩にやってきました。           
あいかわらずバタバタしている毎日ですが、突然、次男長女と1日過ごさなければならなくなった。ここ鎌倉にはなんでもノーベル平和賞のオバマ氏がうちのすぐ裏のグランドに横浜からヘリで飛んできて大仏観光するとかしないとかで、周辺は通行止めにされるとの町内会の知らせ。 
有名人にはあまり興味ないしテレビで見るで充分だし、あまり関わりたくないから、近場の「自然」に朝から逃亡! ここなら親子全員遊べる(笑)

ちょうどケヤキの落葉がお見事でした~
「むし」をやりたかったけど、駐車場がいっぱいで停められず発電所へ。
テシガワラミカノハンセイとデッドエンドヒダリはまだ登ってないので、ゆるーくのんびり取り付く。
今週の毎日天井残業作業でとにかく疲労困憊。 でもせっかくきたんだし~ということでダラダラと1~2回トライをひがな一日30分に1回程度のローカル線トライ。 
やはり初段は厳しいねえ~ とくにチャートはツルツルで全然立てないもんですなあ。 
久しぶりのポッケホールドなんで、最初は全然チカラがでなかったけど、今日一日でだいぶタンデュに刺激が入ったような気がしますなあ。 
丸ノコとマキタは右手しか鍛えられないからねえ(笑) 
でも相変わらず人は多かったな! でもみな黙々と精進していてよろしい感じ。やはりアメリカ人はうるさすぎだな(笑)

APEC近所

横浜のB-パンチにて建夫稼業しております。
今回は壁建てではないんだけど、屋根の断熱工事であります。 
今年の猛暑で、関東有数のエアコン効きまくりジムのここでもついに臨界点を突破してしまったそうです。。。 
そこで来るべき来年の天下一猛暑会にそなえてパワーアップ!
精神と時の部屋にこもること1週間。
かなり効果は実感できてきたものの、まだ来週いっぱい、かなりがんばらんとでっかい元気玉は作れない感じの進捗状況ですな。


明るいオークカラーに、開閉式(手動+パワー+テク)の採光窓もつけました!
営業しながらの工事なので、お客さんには大迷惑な感じですが、どうかあと1週間我慢しておくれまし! 

2010年11月9日火曜日

季節外れのレアな奴との遭遇

先日の最後に紹介した「コカマキリの幼体?」と思っていたヤツ。。。                     
 
なにか引っかかるものがあり、 
「いやあ~ あれは絶対コマキリではないなあ、、、 ハラビロカマキリにも似ているけど、大きさも色も全然違うしなあ。。。。 」 
と疑問はつのるばかり。 
 
なっかなかパソコンの前に座る時間もないながらも、さきほど明日の寝不足覚悟で、ネット検索。 
ありましたよ、ありました! 
 
やっぱり違いました。 
しかもなかなかのスマッシュヒットでしたねえ~ 
 
なんでも名前は ヒナカマキリ。 
日本最小のカマキリ。
体長は13~20ミリ。
ほとんどが雌♀で、単為生殖できるらしい。オスは稀とある。 つまりアマゾネスカマキリ? オスがいなくてもメスだけで子孫繁栄していけるという、まことにムダのない種族なのだ。 
 
写真からの判断だと、先日自宅で捕らえたヒナカマキリはなんとレアなオス。 短いながらもリッパは翅があるのでソレとわかった。 
 
自分は「カミキリ」を収集しているわけだが、「カマキリ」は子供の時からなんとなくワルそうで好きだった。 
でも詳しくはない。
なかなかすばしこかったなあ。 
渋い色合いで美しい。 


今年はなんだかいろいろ忙しかった割りには、レアな蟲達に出会えた気がする。 
11月にもなって、もうすっかり気分は「冬のクライミングシーズン!」なんだけど、最後の最後で良い虫に出会えたな! 



どこからみても「睨み返している」という彼らの複眼が、またイイ。 
 
~タブ、スダジイなどの常緑樹のある照葉樹林の林床部の生息する~ とあった。
 
逃がしてあげたのでいまごろ裏山のどこかにいるはずだ。 
 
しかし、オスはなんのために、なにしてんだろか? 
 
まっ、ひとのことはいえないか!?(笑)

2010年11月7日日曜日

新成虫

秋は糞虫の季節。
写真は日本全国に分布するセンチコガネ。英語だとビートルの仲間。そうカブトムシと親戚です。 近い仲間でオオセンチコガネというのがいるけど、こちらは色彩変化が多彩で人気が高い。
でもどちらにせよ、この時期に新成虫が出てくるというのは、野生の世界でも「食欲の秋」に対してその成果を処理する役目のセンチ君達の活躍する季節だから、という意味合いもあるんですなあ〜
ホントに自然の摂理は良くできてるもんだ。
虫嫌いな人にはどこまでもキモい話しなんだけど(笑)

つれずれなるままに、にっぽん。

帰国してから「アット」いうまに1週間以上過ぎました。                              
いや、10日間か! 

カリフォルニアの青空、また行くぞ! 

 
おーっ!! 
 
というわけで、レッツワーク。

静岡県北部体育館のノースフェイスウォール。
ツライチ&コンクリツルツル&モア。。。
セッターの腕が、ソフトとハード両面でモロ試される壁です。
日々、勉強です。 




こちらは今回はハード面のメンテナンスだけしました。
通称「テルサの壁」は、もう完全に親離れしてひとり立ちした壁ですな(笑)
全国にこうしたソフト面で独立したコミューンができていけるように、やりがいのある仕事をしていきたいものです! 




理事長を絶望のどん底に陥れたルートは、まだ触ったことないのでさっそく時間作っていってきました。ところが晴れ間が続いていたのに関わらず岩場全体がかなりの染み出し。。。 
件のルートは取り付きませんでしたが、いまをときめくS君の発表時11後半というルートをトライ。濡れているしボロボロ欠けるはで、まったくクライミングになりませんでした。これが11と思えるぐらいまで、不可能かもしれませんが、残りの少ない人生で一瞬でも感じられるぐらい、またクライミングがんばろうと思いました。 





幼体だとおもいますが、柄的ににはコカマキリでしょうか? 
この時期にこれでは、残念無念。
すぐに裏山に逃がしてあげました。 
ガンバレ!