5日目最終日。予報は曇りだけど朝から晴れている!
しかも気温もぐんぐんあがっている。
梅雨の中休み、こういう日は必ずイイ!
宿の裏山は港からも近いので帰りの船の時間までたっぷり1日使える。
で、駐車場につくとおととい浦内川で御一緒した手練れの先輩のレンタカー一台。
うーむ。
こんな天気に独り占めできたらさぞ幸せだろうなあ。
いろいろ指南していただいた恩義もあるので新天地はあっさり諦める。
で、昨日は悪天で下見に終わった東部へロングドライブ。
すると、
駐車場にはすでに昨日会ったお二人と、さらにもう一組すでに入山済み。
うーん、
後追いでは、たいして期待はできないなあ。
では、2日目に自力で開拓したポイントに行くしかあるまいな。
でも、そこは一本しか良さげな木がないんだよなあ。
まあ仕方ない。
で、レッドポイントは慣れたもの。獣道を進む進む。
すると、もうちと古いかなーという枯木に、なんと紅いのがいるではありませんか!
時間は1030。
もう今日の勝負は勝ったので、気楽な入山。
で、例のポイントにはいなかった。
このまま帰ってもいいのだが、どうもこないだ敗退したさらに奥が気になる。
きになることはやっぱり晴れるまで確かめたいので、進軍!
前回引き返した地点まで来るも、やはりこの先は険しく、あまり良い感じはしない。
そこで、
なんだかワケわからないけど、ジャブジャブと川というか渓流を遡ることにする。
理由というのは後から考えてのことだけど、やはり渓流の流れるところが一番明るくて空が開けているから、虫でも鳥でも飛びやすいんではないか?
このほとんど勘が、大当たり!
やがて行く手にはかつていにしえのころからここで主たる存在感を示していたであろう胴回り2mあまりの巨大なウラジロガシの巨木が川に向かって倒れていた。
遠目にも、「絶対いる」という感覚が走ったので、慎重に近づく。
巨木は、中身がなく、厚さわずか5センチぐらいの大きなウロと化していた。それでも存在感は圧倒的。
かつて、この森の主が最後の最後まで生き抜き、そしてとうとう力尽きた、そんな堂々とした生きざまを感じた。
そしてそこでは紅いのが2ついた。
最終日に3♂。
ハットトリック達成!
素人にしては出来すぎだ。
成果ももちろんだけど、深い森に包まれて、本当に気持ち良かった!
また来るからな、と
オリオンビールを飲み干した(笑)
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