2013年7月31日水曜日

キタゾー

昨年の弾丸ドライブから1年。
あの、魅力的な原生林と海岸ボルダーが忘れられずに、今年も爆走してきちゃいました!
関門海峡渡ってからもまだまだ長いけど、安全運転で南下していきまーす!

落ちられる〜!?

3ヵ月なんて、ほんとに早いもんですなあ。

戻り梅雨の合間に、ジケジケベトベトの撮影取材へ。

毎回毎回、なにかとなにかあるのがアレですが。
今回は岩場のコンディションは、はっきり言って過去最悪レベル。
そして総合司令本部からの指令は、過去最難クラスのルート!

果たして今度こそ、
アレはあるのか?

次号ロクスノ、
乞う御期待!


そして!



月末五十日の大渋滞のなか、なんとか中部日本岩場の撮影日帰りを終えて、仕事にケリをつけて、
さあ、
いざ出陣!


光あふれる夢の野山に、遠征開始します!
運転、がんばるぞー!

2013年7月27日土曜日

ポケット

川崎の中原区に工事中の現場に、所用で行ってきました。
なかなかのハイボール?なスケールに仰天!
マットではお世話になります!
いつものメンバーは汗をだくだく流して働いていましたが、自分は少しばかりの夏休み。
とはいえ、いろいろちょこちょこ動いておりますが。

午後は割りと近所のパンプ中野島で、ガッツリボルリました。
しかしながら、じぇーんじぇーん、ヘタレ!
成年女子監督は、いろいろ手をつけていくほどに、ガビーンと落ち込んでいくのでありました。

みんな、スゲーなー!

真夏はがんばらないけど、がんばるぞ!
オーっ!

2013年7月24日水曜日

プラネット

本日はサブマットの納品に、静岡県袋井市にこの春できたボルダージム「プラネット」さんにドライブ!
壁建て仕事だけだったので、完成形はオープン3ヵ月目にして初めて見て、そして登ってきました(笑)

広々としたレイアウトなので、本日も平日ながら昼間から駐車場満杯という盛況ぶりながらもまったく居心地はイイ!
白いマットにさっそく明るい若草色のサブマットを広げました。
なかなかキレイだし、これでピンポイントのウレタンへたれも解消出来ることでしょう!

オーナーのK らショーさんも元気そうでなにより。
本日つくってもらったメンバーカードの通し番号は1302!
順調なスタートでなによりなにより。
しかしながら3級からはスタートから順調じゃない本気モード課題ばかりで撃沈!(笑)
クライミングは厳しいな!
まっ、だから楽しい(笑)

クーラーガンガン効いてるので、真夏でもヌメらないジムですぜ!
皆の衆、袋井インター降りてすぐのプラネット、
よろしく!

2013年7月22日月曜日

もののけと神の住む山で

今年も来てしまった!
遠いけど、ムシトリのためだけど、
でもやはり、この山にはなにかある。
来ると、なんだか落ち着いて、気分も良くなる。
やはり古くから信仰の山だから、なにかあるんだろうなあ。

天気予報は昼から崩れる、と。
ならばと、朝からがんばるぞ!
といいたいところだけど、少しばかりの仮眠だと眠くて眠くてたまらない。
だらだら朝飯食べながら、朝の連ドラをワンセグで見て、やっとスタート(笑)
そういう習慣はなかったけど、たまたま5月に行った西表島で泊まった宿でオーナーと見始めたのがきっかけで、これがなかなか面白い。
元気が出たところで出発(笑)

まずは乙女探し。
この方はハイマツの花に来ていただけるのだが、肝心の花がほとんど花粉を出しきった終了通告後の状態。
いかんのお。
目は悪いけどしつこく探すのは得意なので、ひとつひとつの株をチェック。そうするとどこの世界にもひねくれものがいて、まだ咲いてるよー!というハイマツを2つ発見。
時間をおいて何度もいったり来たりするうちに三人の乙女ゲット!
雲行きが怪しくなり、さすがに青空大好きな乙女達もピタリと飛ばなくなり終了。

暗雲立ち込める状況は、アレにはうってつけ!
アレは五段!
おととし、まぐれで採れてしまったけど、狙って採れる代物ではないことは確か。
しかーし。
今日の天候は狙ってもいいんじゃないのかね?
ということで、さっそくショーマの花探索開始!
しかしながら、今年は季節の進行が早いみたいで、けっこう花の求虫力がピークを過ぎているのがあきらか。
こういうときはなるべく標高をあげてピークに近い花を探すしかない。
他の虫やさん達はみんな実績ポイント付近に固まって探索してるけど、あえてここはハイリスクハイリターン作戦(笑)
誰の踏み後もない草原を、ひたすらに白いショーマの花を探す。
標高2200m。
もうだめかと、何度か登り降りした斜面を歩いていたら、

あっ、

じぇじぇじぇ!

じぇじぇじぇ!

じぇじぇじぇ!

(くどい)

半光沢のまさしく墨色。

採れてしまいました!


うーん、やったー!

すぐに追加狙うも、まもなく土砂降り開始!
天気予報通りの時間に、さすが気象庁とうなる。

もうひとつのサハリン様が採れればハットトリック達成だったけど、気温は急激に降下して、14度。
さ、寒い!

まあよし。
ありがとうございます神の住む山。
また来年もよろしくお願いいたします!

カンブロ終了

国体の山岳競技、リードとボルダーの関東エリアのブロック大会が週末に地元藤沢でありました。
自分は成年女子監督!
選手はかつての埼玉国体のときの優勝ペアがコンビ復活で参戦しました。
YK 姉とR えちゃんともに人生いろいろ乗り越えていまは神奈川県民。
幾多の困難を乗り越えて、子供に近い世代の若い者と同じ壁で熱登を見せてくれました!
ふたりともほぼ同じぐらいの実力でそれぞれの個人成績も4〜6位だったのですが、採点方法の不思議で神奈川は4位。ざんねんながら惜しくも東京国体には出れませんでした。
まあ関東を勝ち抜くのははっきりいって本大会の決勝並みなので、容易ではありませんな!

大会関係者のみなさん、選手まなさん、
お疲れ様でした!

2013年7月19日金曜日

真夜中の太陽

パラダイスから帰国してすぐに、大都会の陰で夜勤現場アゲイン!
身体のリズムがメチャクチャだけど、たぶん一般サラリーマンの海外ツアーってこんな感じの弾丸時差ボケツアーだろうから、ほんと凄いなあああ、と。
おまけに帰りの電車は6時だともう座れないときたもんだ。
やれやれ、みんな良く働くわ!

諸事情あって今回の現場名、場所、壁の写真などはお知らせできません。

お楽しみアレ

2013年7月16日火曜日

沖縄満喫

昨夜の夜勤?で残業したおかげで今朝はかなりゆっくり。
G あんさんの淹れてくれるコーヒーは今年も旨かった!

Mさきちゃんお薦めの市内の公園へ昼頃のんびり到着。
うーん、ほかの都市では考えられないぐらい良い雰囲気の公園にびっくり。
なんといっても斜面に複雑に入り組んだ小径がいい。
渓流あり、ボルダーもある(笑)
適度に人の手が入っているのがいい。
なんといっても、よく熱帯温室とかの植物園に入ったときにムーンとした空気とあの独特の南国の香りが満ちている!
真っ昼間なのであまり多くの動物、昆虫には出会わなかったけど、どこぞのバタフライ館よりもよっぽど多くの蝶が飛び交っていた。
おそらくいまが発生期のツマベニチョウの多さに驚く。他にはオオゴマダラやリュウキュウムラサキ、ナガサキアゲハをはじめとする各種アゲハ類。アオタテハ?も多かった。
なんだかこの世を忘れさせてくれる天国みたいな空間が街のど真ん中にあるのが不思議。
ときどき選挙カーのガナリ声が聞こえてくるのがますます異空間感覚を増長させてくれるので面白い!

すっかり時間を忘れてしまい、課題を追加する時間をなくしてしまったけど、リクエストの多い4級を4本設定しました!

オーナーのG あんさん、大変お世話になりました!
いろいろありがとうございました!
次の1年が、実り多き1年になることを祈念しております!

2013年7月15日月曜日

山原

どっぷりと。

浸かってきました!

南国の森林(笑)

昨夜は風もない絶好のナイター日和でした。
が、
飛び込んできたのは
ヒト!

遭難一歩手前のハイキングツアーの団体さんが、予定以上にコースタイム遅くてしかもライトをほとんど持ってないとのこと。
いちおう自分は山岳上級指導員でもありますので、虫ライトを持って探索開始。

まあ結果的には、全員無事でなにごともなく、苦くて良い思い出づくりのお手伝いをさせていただきました(笑)

そんなこんなで、人間のタコとれはしましたが、虫は出鼻をくじかれヌル。
まあ、仕方あるまい。

寝不足ながらもミドリちゃんの追加を狙っていろいろチョウチョの集まっている花をひとつひとつ掬っていくものの、結局ヌル。
先週仕掛けたヤマグワトラップがなんとかぱりぱり仕上がりが間に合い、最低限満足できるフトカミキリ、ヤハズなどが落ちてくれた。

街に戻ってきて、こんなとこ?という公園にて有名外来種のイチヂクカミキリ狙い。
クワガタ探し親子連れが多くて落ち着かないけど、デカイネットで会話もはずみ、なんとさっきあっちにいたよ!と言って採ってきてくれた!
しかもオキナワキボシの御神木まで教えてもらいタコとれ!
根本にバナナトラップがむなしくコメツキばかり引っ付いていた。
でも小さい公園なのにヒラタもノコギリもいてびっくり。
南国の潜在能力の高さを実感したのであった!

2013年7月14日日曜日

ビーチパーティ

昨日から営業再開!
セット臨時休業期間中にうずうずしていたお客さんたちが10時開店とともに集まってくる。
自分はスラブ、垂直、105度、115度に合計約50本ほど課題をセットさせていただきました。
しかしながら体力不足でルーフエリアに浸入できず仕舞いでした。
全体のノルマ本数も足りていないので、自由日ながらも引き続きセット!
A型なんでなんとなく、というのが自分で許せないサガなもんで(笑)
ルーフエリアを半日攻めて一通りのレベルを12本追加出来ました!
難しいのはトレーニング兼ねてすべてRP 出来ました!
いやあもう腰立たないッス(笑)

そんでもって夕方からはボルバカさん一周年記念ビーチパーティに!

沖縄には良い文化がありますねー。
お客さんたちが三々五々集まり明るい内から飲んで肉食べて話しもいろいろ盛り上がりましたよ。
周りもいろんなグループがジュージューゴクゴクやっておりました!

すっかり客分扱いで、なにからなにまでご馳走になりました、G あんさん!
ありがとうございました。

で、今朝。
D 班長を空港に送り届けて、自分は再びヤンバルへ!

仕事の後の山は、いい。

しかしながら暑すぎて、数日前にオキナワミドリが採れた場所に行ってみたらすっかり花が終わってしまっていてカスリもしませんでした。
せっかく見つけたポイントも日々移り変わっていくので、また探すことから開始です。
まあ、こうして毎日が手探り、毎回考えて探して、無駄足だらけで、時々ラッキー、これがムシトリの醍醐味です!

今日は昨日のルーフ攻撃で身体がギタギタなので、のんびりドライブしながらまだ走ったことのないルート探索。
全体的に山がカサカサなのでたいした成果のない1日でした。
そのかわり、沖縄最北端の辺戸岬に、初めて観光してしまった(笑)
見るものは海しかなかった!

明日も休息、楽しみまーす。

2013年7月12日金曜日

夜も更けて

今日も1日セット作業お疲れ様でした、D 班長!
腹が寒いんじゃあ、といって自分の手で暖めながら今日も一番沈没(笑)
明日も盛りだくさんな1日ですが、頑張っていきやしょう〜
よろしくおねげーしやす!

日本一涼しい?ジム

ボルバカさん一周年セットにお呼ばれして作業すること本日二日目。
昨年の工事中は、とにかく窓も風もない灼熱の室内に熱中症に初めてなるぐらいの暑さで、その後のいろんな現場を巡ってきたけど到底足元にも及ばないぐらい、突き抜けたグレードでした(笑)
それがどうしたものか!
今回は条件反射で自然と身体が「対:熱波反射」で身構えていたのに。。。
驚くほど止まるよ、スローパーが!
手の甲から流れる汁で腰袋が濡れないよ!
着替えのシャツたくさん持ってきたのに、白くしかならないよ!

いやあー、
快適快適(笑)

G anオーナー、休みなのに我々のために冷房フル稼働させてくれてありがとうございます!

自分は初日に飛ばしすぎて本日は全身挫滅でございます。
今日は、とにかく営業課題を量産中!

まだまだここ「日本最南端のジム」には数日いますので、自分らしいネチイ課題を追加していきますよー(笑)

2013年7月11日木曜日

ヤンバル、そして那覇市

久しぶりに見た満天の星空とぶっとい天の川に感動したヤンバルの夜。
未明まで山中での合計36wのしょぼいライトトラップを行いましたが、無風無月なのにカミキリの特に狙っていたスピニの飛来は皆無。蛾そのものも数えるほどで、本州で例えるなら9月中旬な飛び方でした。まあ地理的な換算すれば完全に御盆過ぎなシーズンなんですね、ここは。
甲虫は中型のノコギリクワガタ♂ひとつとコメツキひとつという貧果。。。
明け方4時頃までうつらうつらしながら頑張ったんですがねえ。
ポイントも、もっと盛大にライト点灯するような規模と距離だったので、それも敗因かもしれない。

明け方は横笛の音色の鳥の鳴き声で目をさます。
太陽が上がると同時に、暑い!
近くにアオスジアゲハやツマベニ、時々ミカドアゲハやオオゴマダラ、ナガサキアゲハなどが無数に訪花する御神木を発見!
何度も10m竿いっぱいに延ばしてのスイーピングを繰り返していると、たくさんのヨツスジトラに混じってひとつだけオキナワミドリが入った!
ミドリカミキリ系も個人的には大好きで、昨年以来二つ目を捕まえることが出来てうれしい!
昼前まで頑張って追加を狙うけど11時過ぎたらピタリとあらゆる甲虫は飛ばなくなり、仕方なく新規ポイント探して出発。

半日、ヤンバルの林道を走るけどめぼしいポイントは発見出来ず。
とにかく山全体が乾燥してカラカラなのが気になる。

夜。
ボルバカに集合し登攀工のいつものメンバーと合流。
G an君も元気そうでなによりなにより!
パイカジにて前締め(笑)

Y 原旦那も含めて独身貴族の憂鬱を肴に呑む(笑)

明日からみなさん、よろしくです!
G an君、ごちそうさまでした!

2013年7月9日火曜日

沖縄っ!

やって来ましたよー!
1年ぶりにボルバカさんのセットを頼まれましたのでやってきました。
とはいえ、セットは明後日から。
そして帰りは一週間後!
いちおう言い訳には海の日連休がらみでチケット取れなかったんですよ。
本心はもちろんヤンバル堪能(笑)
さっそく午後から出撃!

が、しかし。
昨年はけっこうな数のフトカミキリやヤハズがボトボト落ちてきたのですが、今回はまったくのヌル。
というか枯れ葉が極端に少ないし、梅雨明けしてからひとつき近く経つせいか、山全体が乾燥してカラカラ、という感じ。
気のせいかいろんな樹種の葉っぱがおしなべてしなびている。

まあ、しょぼい成果の半日でしたが、今夜のナイターと、明日の新規ポイント探しを楽しみたい!

しかしこちらも暑い!!
オリオンがうまいぞー(笑)

2013年7月8日月曜日

買えないもの

街に暮らしていると特に不便はなく、お金さえあればなんとでもなる、という錯覚に陥る。
昔はとにかく登ることしか頭になくて、缶コーヒーさえ我慢しなければならない懐でもたいした不満はなかった。
いつの頃か、だんだん身体が思うように動かなくなってきてからは、自由経済社会のなかで生き延びるための知恵を身につけるほか無かった。

クライミングがいま日本の巷では人気がどんどん上がってきて、おかげでクライミングヨロズ業種で細々と食いつないできた自分とか知り合い関係者は、本当に助かっているんじゃないでしょうか?
昔だったらルンペンになるしかないような生活感だったけど、時代に助けられているよなあ、と最近はしみじみ思う。

いまじゃあ夏はムシトリという生涯趣味に出会えて本当に幸せ。
これは多分一生続けられる奥深さと広がりのある世界。
いや一生かけても無理なものは無理だけど。
毎日登れる身体があれば別だけど、磨り減った関節はこれから適度なレストをだんだん多く入れながらの引き延ばし作戦でのんびり登るのが妥当でしょうかねえ。

連続した時間のなかでゆっくりと変化、進化していくのが生物の基本なら、自分もそのなかでいままでには見えていなかった視点を出来るだけ多く発見出来るような、残りの時間を過ごせたらいいなあ。

今回は、ベテランの虫屋さんとたくさん貴重なお話を聞けたこと、奇跡の桑畑に改めて日本の農業とか産業とか人間の営みに思いを馳せたこと、すべてが自分の血となり肉となったことに感謝感謝であります。

2013年7月6日土曜日

虫の神

本日の東北地方。
どんより天気で梅雨真っ只中。
どこからともなく五段の虫の匂いに集まってきたのか、6時に前のりのつもりで現場に到着したらすでに先客3人!
いやはや夜に葉裏にじっとしている生態から早朝採集が有効なのですが、さすがに活動はしていないので、先行されたらもう太陽あがって気温上昇するまでは早起きも無駄そのもの。
案の定、かすりもせず。
そうこうしているうちにライバルはまた一人増える。
10時前、それまで虫もほとんど動いていないのに、新潟から急遽参戦のP 太郎が到着したら晴れて、しかも生温い風が吹く。
かすりもしなくて姿も見ることができなかったけど、なんと彼の目の前に次々と五段が降臨。
♂♀合わせて25段をネットイン!
決して広くないエリアに数名の採集者がいるというのに、なぜか彼の目の前ばかりに。なんという引きの強さ、なんという目の良さ!

他にはやはり目の良いベテランさんが30段分、そのお連れさんが10段分。

む、無念。

飛んでるのは乱視で元々よく見えない。動体視力もないし、高い位置のは桑の実だかなんだかよくわからないので、とにかくネットを当ててみるほかない。

滞在2時間弱で虫の神がお帰りになられると、同時に本降り開始!
せっかく上がってきた気温も一気に4度低下。
午後は他の虫屋さんも全員かすりもせずに4時過ぎには壊滅的本日終了宣言の土砂降り開始!

本日は夜が長いので考える。
やはりどこの世界にも、持っている者は持っている。
才能ともいうべきか。
こればかりはどうやってもかなわない。
あとは地道な努力でカバーするしかない。
クライミングならランジとかオンサイトはかなりな割合が才能に依るところが高いけど、持久力とかレッドポイントなら凡人でもかなり高いところまで登ることができる。
ムシトリはどうか?
視力はどうにもならんので、誰もいないところ、いない時間に行くしかない(笑)

とはいえ、もうここにこれる時間は今年は明日のみ。日曜日だからさらに人員増間違いなし。
また来年なのかあ。

やっぱり飛んでるのは苦手だあ。
練習どーやんだ?

2013年7月5日金曜日

ギガンティアギガンティア

今週はハード夜勤などあって体調は滅茶苦茶ではありましたが、貴重な夏のムシトリシーズンは仕事第2であります!
登攀工のみなさんにはいつもお世話になっておりますが、この季節はE 山亡き者!?と説得工作を刷り込んでいたので無事に都心現場も卒業であります。
みなさん、頑張ってください!
秋から春頃まではいつも通り残業して頑張りまーす(笑)

ということでやって来ました東北地方。
P太郎が開拓した5段の虫が採れるポイントです!
ここは訳あってあと何年も存続しないであろうポイントなので、ホストの植物があるうちに7月上旬はなるべくここに通わないといけない場所なのです。
現在、日本で確実にここにいる!というポイントは他にはない模様。
P 太郎は本当に凄い奴だ。
昨年はコガタスズメバチに手足を刺されて痛いながらもなんとか中型の♀一匹をゲットできたので、今年は是非とも♂を採りたい。
採りたい!
の、一心で走ってきました。(笑)

夕方到着して明日の早朝から頑張ろうと思いましたが、雨も上がりそうで小雨のなか、やはりいてもたってもいられずにネット持って出撃!

曇天で気温もさほど高くなく、小雨混じりの雨上がりのなかではいろんな虫が活動していなくて寂しいかぎり。

もうだめかなー、と日暮れ前に再び本降り開始!
未練がましくグネグネ歩きながらクルマに戻る途中、
おっ!
昆虫愛好雑誌で見た写真のとおりの葉裏に後ろ脚をはねあげた独特の姿勢のギガンティアが、いたー!

いやっほうー

中型の♂一匹発見できました。

これでペア採れたので満願成就てきました!

しかーし、
強欲、ハンティング本能は治まらず、
明日もなんとか天気持ちそうなので追加採集がんばりますぜ!

2013年7月4日木曜日

am 05:31

みなさん、おはようございます!

昨夜のボッカトレーニングのおかげでメンバーのほとんどは足腰の筋肉痛!
ただ高血圧のY崎親方だけなんともないと。さすが防水工は鍛え方が違う!

D 班長には小細工物の仕事を仰せつかり、細かいキッチリ造作は得意なのでさっさと完了。
続いて取り付き周辺の仕込みを始めるも、3時休憩のときに頭がクラクラきてそのまましばし爆睡。
やっぱりからだの体内時計はなかなか都合よく変えられないみたいですなあ。
まあ、自分は昔から時差ボケがなかなか直らない性質みたいで、とくにアメリカとか時差の激しいところに行くと1週間ほどはすべてうまく動けません。時差ボケをすぐに解消できる体質の人は本当にうらやましい。

で、早朝の駅には信じられないぐらい誰もいなくてスッキリしてる。

電車も座って帰れる!

それではみなさん、
おやすみなさーい(笑)

2013年7月3日水曜日

am04:55

詳細な事柄はまだ公表できませんが、
昨夜より夜勤現場に入ってます。
大量の資材を複雑で困難ななアプローチで運ぶこと6時間近く。
少なく見積もって標高差15mのコンクリートジャングルを、二人一組でただひたすらに担いで運びました。
作業は単純なので、ひたすら運んでいるときにいろいろ計算(笑)
ひとり100往復は1500mの登山に匹敵。
角材持って一晩で登って下山。
他にもパネルやら各種工具資材も搬入したので、さすがの精鋭部隊も写真のとおりのぐったり。
久々にガチンコ搬入で、朝に帰って寝られるかな?という心配もまったくなく、真逆の夕方6時前まで爆睡できました(笑)
これでもう時差ボケ解消か!?

足腰超筋肉痛だけど、今夜も頑張っていこー!

2013年7月2日火曜日

大都会

今夜から東京のど真ん中で、ど真夜中の作業。
眠らない街。
まあそういう現場もたまにはいっか!
少しの待ち時間にナイターの場外馬券売場に群がるギャンブラーという生まれて初めて接する人種の観察できて面白かった。みんな脳内アドレナリンとか快感物質がみちあふれているように見えた(笑)
さあて、朝まで寝ないで動き続けられるのか!?

2013年7月1日月曜日

もののけの住む森へ

長い出張現場から関東に戻ってきました。
たしか行く前はGW 後だったような。
季節が過ぎるのは本当に速い!
本音を言えば個人的にクライミングシーズンの終わる5月末から8月上旬までの2月余りは冬眠ならぬ夏眠?に入りたいのであります。
特に7月は!
なんといってもムシトリのためですが(笑)

みなさんはムシトリといえば夏休みの8月と思うでしょうが、それはアブラゼミやカブトムシがいるからでしょう。
大人になっても、大人になってからの昆虫少年も、多くの虫屋(むしや)にとってはカブトムシ=今年のシーズンの終わりを告げる虫という代名詞となってます。
もちろん秋に出てくるよい虫もいるのですが、やはり5月から7月にかけての圧倒的な種類と量には到底かないません。
なぜ、そんなに違うのか?
それはほとんどの昆虫は生息するために食べたり利用している植物に依存しているからです。
ほとんどの昆虫はそれぞれに特定の植物に依存しています。そうやってお互いの生活圏を保っているんですね。
自分が好きなカミキリは1種類ごとに完全に違う植物または同じ植物でも微妙に時期をずらして共存共栄しています。
なので、レアな虫ほどそれぞれのホストの植物を暗記しなければなりません。しかも大抵は1年のうちのほんの2〜3週間ほどしか出現しないので、狙いをつけた虫に合わせて1年のこちらの予定を開けておかなければなりません。もちろん外せばまた来年。休みがなければまた来年。休みを取れても雨降ったり風吹いたらまた来年。急な仕事入ったらまた来年。
と、そんなこんなで何年も持ち越している虫の多さといったら!
まあ、その気長にまた1年、と悶々と焦らされるのが、ほとんどの虫屋がマニアックになっていく要因だと思いますが(笑)

クライミングだと登れるか登れないか、の成功か失敗の差というのはほとんどが鍛練と努力で報われるのでストレートな喜びがありますが、虫に関してはある程度の情報収集の努力があれば、ビギナーズラックで採れてしまうこともしばしば。
大体は天気次第。

長くなりましたが、どちらにしろ自分でいろいろ調べたり探したりして、しかるべきトレーニング、しかるべき下見をして行くと成功に近づくことは同じだったりする。

今日は2年ぶりにG山へ。
ここは家から割りと近いのに標高もそこそこあって登山道も縦走路も長くてお気に入りの山です。
ハチによく似た尖ったカミキリの有名産地なんですが、マイポイントにしていた8本のタンナサワフタギの立ち枯れがどれもこれも根本から伐採されて2本だけになっていたのにはビックリした。
これは材採といって、幼虫を木ごと持ち帰って家で成虫になるのを待つという荒業だ。
これではアンフェアというかここまでひどいとさすがに自然界に影響はあるだろうな。
ちなみに生きた木を食べる種類で人気ある虫だとときにチェーンソーでぶったぎる人もいるそうな。
そんなことするから採集禁止になるところも多々あるようだが、まだこの世界に身をおいて日が浅いので良くは知りません。
ただ、一部の非常識な人によってクライミング禁止になる岩場と同じだったりする。

まあそんなこんなの世知辛いのも忘れて、平日のマイナーな山には登山者もほとんど見かけず、本当に静かな初夏の山の緑を1日浴びることができました。
ただ、
あまりに低温だったためにほとんどこの時期の虫は飛ばずにまったく姿を見せませんでした。
頂上周辺の、一昨年にはなかった大量の倒木にてようやく大好きなイワワキセダカゴブをいくつか発見できました。
あー、良かった!

つかの間の充電完了!

明日は大都会だ。。。
うへー