2015年4月28日火曜日

内職

大きい現場は一区切りつき、やっと時間を持てるようになった!
普段なかなか出来ないけど、頼まれていてとくに納品締め切りものんびりしている案件をこの期にやっつけとかないと!
ということでまずは岡崎プレマンのクラックシステム改造に着手。
これがなかなかの曲者。
たしか最初に作ったときは1週間ぐらいフルにかかった記憶が。。。
とにかく削り出して全身がまさに身を粉にして働いております(笑)

今日は昨日の頑張りのせいでものすごく身体が重いけど、まあ良いアクティブレストになっております!

2015年4月27日月曜日

瑞牆山

今日も天気予報は好天太鼓判予報。
とくれば、せっかく出版記念パーティに出席しただけではもったいない!

先に謝っておきますが、このパーティの前後にみんな連休で集まるのを良い機会にカサメリ沢のルートのリボルトが行われているのですが、サボって登りに行ってしまいました!
すみません!!
NN社長!

ということで、自分は岩場のルートクライミングが昨年のイタリア以来の1年半ぶりというなまけっぷり(笑)
花崗岩のリードははてさて?3年ぶりぐらいか?
まったく自信もなにもないので、やはり最近新しい秘密基地を手に入れて大工仕事が忙しくて登っていないというクロヒゲとその知り合いのOさんと、手頃なショートルートに行こうということになった。

場所は亀岩とツル岩。
片葉葦10b、亀甲めぐり10d、でのんびりフォローでアップ。
風道11cではおそらくオーデイナリー核心は最後のマントルのようにトポには書いてあったけど、自分的にはそのしたにある一本指ポケットを差すのが核心で、ギリギリ届かないので右から攻めたりとかなり粘った上で半分デッドで身体を浮かせてキャッチ。パキるかと思った!
なんとかオンサイト出来たけど、続く5センチ背が高いクロヒゲはまったく問題なくガバスタンスから普通にガッツリホールド。
うーん、傾斜がないスラブではリーチ差が歴然だけど、花崗岩にはそれを補えるような粒々が散りばめられているいるので、自分のようなチビすけにはそういうのを使う技が30年かけて身に付いているのが救いです。
ちなみに身長は163センチ(2年前計測)だけど年々縮んでいるのは明白(笑)
いまや30代以下の若者の平均身長は172センチなので、最近のボルダー課題を辛く感じるのは仕方ない。
でもルーター?の世界は年寄りが多いおかげで、あからさまなリーチ差がなんとかカバーできる範囲なので助かる。

続いてツル岩のバカアーサナ11dという大岩さんのルートにトライ。うすかぶりのフェースで最後の5mはフィンガークラック。これまた5年ぶり?のナチュプロに緊張するも本気ドーパミン出してなんとかオンサイト!
うーん、もうかなり満足(笑)
しかーし、まだまだ陽は高い!
すぐ右のほったらかし12bにトライ。
ボルト5本目が最後のボルトだけどそこまでは11aぐらいか? 見るからに劇悪なカチとよく見えないけど丸ーいカンテを使うしかなさそう。
最近まったくルートをやっていない身分なのでルート中でいろいろ観察したり考えているとすぐにお迎えが来てしまうので、とりあえずビール!じゃなくてとりあえずゴー!と突っ込む。
まったく組み立てたムーブではないけど目の前にあるホールドと思えるふくらみや凹みを本能で追っていくうちになんとオンサイト出来てしまった!
もう本当に身体全身がダルくなって満足感120パーセント!
うーん、もういーやー!

が、
しかし、
いまだまだ陽は高い(笑)

じやあ、ちょっとやってみっかと
ラジウムライン13aにトライ!
一見簡単そうに見えたけど、浅いかぶったグルーヴと指が曲がっていて入らない途切れ途切れのフィンガークラックが完全に途切れたところで落ちた。
ハングドッグするもさっぱりムーブが分からん!
なんとか上に抜けてトップロープで探ったらなんとかつながるムーブを発見。
たっぷり休むけど、休むほどに身体のタルさが増していく(笑)
まあ、ルートをやっていないということはこういうことなのだねえと実感130パーセント。
日没前に2回目のトライ。
なんとかジョリジョリのマントルとカサカサのイワタケコーナーを越えてレッドポイント!
いやあ、充実しすぎだわ。
ホンとに疲れた(笑)

いやあ〜
ルートって、
ホンとにいいですねえ〜
クロヒゲとOさん、1日ありがとうございました!

2015年4月26日日曜日

トポ出版記念パーティ

もう先週のことですが、ついに!
瑞牆山のルート図集、クライミング用語でいうところの「トポ」が完成して出版されました。
本格的に撮影を開始してから丸3年間。その前哨もあったのでいったいどれだけ瑞牆山に通ったことか(笑)
この山の持つ魅力はもちろんのことだけど、やはり著者の内藤さんの情熱がなければ形にはならなかったことは言うまでもない。
彼の情熱に引き寄せられて非常に多くのクライマーがこの地に集まり、そしてまたそれぞれが多くのクライマーを引き寄せた。
たくさんの協力者の皆さんにはこの場を借りてお礼申し上げます。

今夜は特にコアな関係者30名ほどが出版記念パーティを祝いに、山の麓に集まりました!

ほとんどの写真を自分の写真を使って頂いて恐縮です。

トポは大量のルートに伴い、大量の写真と大量のルート図や解説、そして大量のコラム。
膨大な情報量のために上下巻2冊と相成りました。
興味のある方は是非とも両方揃えておくことをお勧めします。

ボルダーやボルダラーばかりの最近の日本クライミング界ですが、「その先」にある魅力に満ちた到底どこにも行き着くこともないほどの奥深い世界が、山の上には広がっている、ということをまだそんな世界の存在も知らない多くの才能ある若者に興味を持ってもらえればもっと楽しくなるんじゃないかな!

ともあれ、関係者の皆さまお疲れ様でした。
また?どこぞで次のプロジェクトが始動するかもしれませんなあ(笑)
またそのときまで!

グラビティ高田馬場

リニューアルオープンしました!

三宅島から帰ってきてから足場や脚立などをその後の作業に貸していたので取りに行ってきました。

かなりお疲れ様のN店長に、ドリンク剤代わり?にAG塗装のハリボテをプレゼント。

つや消し白を基調に赤と黒に塗り分けられた壁はなかなかかっこいいじゃありませんか!

全体的に以前よりは傾斜が増しているので、スタッフも常連客さんたちも喜んで頂いて光栄です。

飯山組なら短期間での改築工事も可能です!
なかなかいろいろと新築工事よりは面倒臭いところが多いのですが、これからはどんどん増えてくるでしょうな。
なにより、限られた時間とスペース、そして予算のなかでどれだけベストな結果を残せるかは、まるでコンペに挑戦する気持ちと一緒ですなあ。
いまあるポテンシャルをどれだけ発揮できるか?
または、
コンペのセットにも非常によく似たタクティスかもしれません。

大変だけどやりがいのある仕事ですなあ。
なによりも、
喜んでもらえるのがいいですね!

お近くの皆さんも是非登りに行ってくださいね!

2015年4月24日金曜日

満喫

午後一の船の時間までフリータイム!
まるで現場仕事のように8時より行動開始(笑)
まずは手ぶらで丸腰、時期もちょっと早くて外しているけど島内の虫ポイントを再確認。
ちょっと遅いけどどうやらいるらしいスギカミキリの存在も頭に入れて勝手知ったる林道を歩くも痕跡証拠を見つけられず。
予定通り9時探索終了!(笑)
ばびゅーん、と
MFC総本部会長室へ。

レンタルシューズ、
レンタルチョークバッグ、
レンタルボルダーマット、
らを借り受けに。

さっそく地元エースK氏が怪しいとにらんでいるボルダーありそうな磯へ探索開始。
アプローチは近いけどちょっと危ない箇所あり。
しかーし!
あるではないか!
ゴロゴーロと。
ひとつひとつ見ていくが、遠目に良さそうなのは近づくとニワトリのトサカみたいなガバがニョキニョキはえていたり、下地が思いっきり悪かったり潮溜まりがあったり。
あとはヤバイぐらいのハイボールだったり。
どんどん先へ先へと探していたら、昨日の探索エリアに出てしまう。
まあいくつか良さそうなのがあるけど、二時間弱で楽しめそうなひとつのボルダーにターゲットを絞る。
磯のボルダーは下地が段差があったりするのでひとりでトライするのはなかなか勇気がいる。
シオシオホールドを少しずつ下から攻めてチョークを乗せていくトライを重ねて、なんとか4本、5級から1級の課題を初登することが出来た!
そのうち1級と2級は、レンタルシューズのジョーカーだったので、自分の本気靴ならもう少し簡単に登れていたかもしれないな?レンタルだと命かけて立ち込めないからなあ。
でも、その信用性半分ぐらいの立ち込みでも本気ドーパミンが2回出たので、完登したときは思わずひとりで海に向かって吠えてしまった(笑)

天気も良くて短い滞在でしたが、仕事も登りも出来て良かった良かった!
関係者の皆さま、お疲れ様でした。
そしてお世話になりました!
また、
よろしくお願いいたします!!

2015年4月23日木曜日

三宅島にて

昨夜の橘丸ではなんと縁起の良いA-1!
A-2の大親分とともに気持ち悪いほどにベタ凪ぎのなかほとんど揺れずに錆が浜に入港。
快晴
暖かい、けどそよ風が爽やか。
いままで多くのセッターや職人さんと入港してますが、大親分ほどに爽快な第一印象を受けたひとはいないんではなかろうか?(笑)
来るべき未来の計画の第一歩は順調に事が進み、午後半ばにはフリーに。
大親分はダメもとで空港に連絡入れると本日最終フライトに乗れることなり、ゆっくりする間もなく送っていく。
30分後には府中の人に。速い!

この島にはネコが多い。
自分は虫はもとより犬も猫も鳥も、基本的には動物は全て好き嫌いがない。
子供の頃には野良犬に噛みつかれて血を流していても泣かずに撫でていたという。
しかーし、ネコだけはアレルギーがあって友達未満の距離に入ると反応してしまうのが悲しい。
写真は通称パメラのネコ。
やたら人懐こくて擦り寄ってくるのがかわつらい。

自分はバタバタと出てきたのでクライミングシューズもムシトリ道具もなーにも持ってきてない。
ということで、
以前から気になっていた海岸線の岩場探索へ。
まあまあのボルダーはあって7.8課題ぐらいはまあまあのが出来そう。

明日の午前中は自由時間!
いろいろ探索してみよーっと!

2015年4月22日水曜日

グラビティ高田馬場改築工事

今週月曜日より3日間、高田馬場にあるグラビティさんの全面改装工事を、本日水曜日無事に終了しました!

失礼ながらそれほど大きくはないですが都内では標準的な規模のジムです。
ちょうど6年前にオープンされたそうで、実はこの工事で初めて訪れました。
当初の壁は15ミリ厚の合板を使っているためにほとんどの爪付きナットが表面上に飛び出しています。
(爪付きナットの高さは15ミリで同じで合板と同じ厚さだとすぐに食い込んで飛び出してしまう)
さらに、
ここのスタッフはヤル気マンマンなので追加のナットと、スキマなく打ち込まれたビス止めにより板が蜂の巣状態。

ということで、定期のルートセット期間の店休日を少し延長して、古い壁をすべて取り壊しました。そしてあらたに現在の標準的な18ミリ厚さの合板を使って、壁のレイアウトもすべて一新して作り替えることにしました。
3日間で!

いろいろ段取りはイメージトレーニング通り進めていて順調だったのですが、少しばかりのアクシデントもあって連日の残業でなんとかフォロー。
自分も八戸から帰ってから登りたいのを我慢して下準備を進めながら体力温存しておいたおかげでなんとか踏ん張れました。つまりずっと仕事していたんですがね(笑)

最近、夢を見るようになってしまい、それもすべて現場の段取りの夢しか見ない。
夢のなかであれやこれやと試行錯誤して、最善の方法を見つけ出して、それが翌朝に白昼夢となる日々(笑)
自分でも神がかっている!と前向きにとらえるようにしてますが、単純にジジイになって眠りが浅いだけというのが現実的かな?

ともあれ無事に終了してオーナースタッフの皆さんお世話になりました!
職人衆もお疲れ様でした!

飯山組はしばらくそれぞれ個人活動に道をたがえますが、また6月にツアイツェン!

ということで大親分とこれより出張航海しゅっぱーつ!

2015年4月16日木曜日

春がキタカブリ

下北半島各地のキタカブリをペアで採集しようと、昨夜はいろいろ地図でチェックを入れる。
楽しい時間(笑)
しかしながら、六ヶ所村のは初日に2♀を出しているけど♂は採れてないので、とりあえず押さえておきたい。
というわけで朝7時より現場調査開始!
本当は未知のエリアを次々と巡りたいのだけど、最低限のとりあえず、という感じで、前回の探索エリアのさらに外周を調査。
ちょっとした丘や窪地で植生も、立ち枯れの腐朽具合も微妙に異なる。
なかなか出ない。
ちっとも出ない。
いーかげん出ない。
曇っているけど気温が上がってきてヤッケが蒸れる。
喉も乾く。
腹も減る。
もうダメだー、と車に戻ると、
車からは見えないヤブのすぐ裏に白枯れした樹種不明の大木が空中に倒れていた。
やたらツタが絡まっていて半ばツタに巻かれて埋もれているのだが、上部の割れ口に侵入口が開いているではないか!
ピッケルを振るうとツタに絡まってまことに崩しにくいが、慎重に振り込みコースを選びながら崩していくと、
出た〜!
ん?
ガビーン!
また♀だ。。。
あきらめずにさらに根本に向かって少しずつ崩していく。
完全に白色腐朽菌が回った柔らかい材。
古いクワガタの食痕が空洞化している。
そんな1本を追っていたら
出た〜!
クワガタの羽化するための蛹室みたいなところに潜んでいた。
今度こそ♂だ!
やったー!
これでこの地のペア、コンプリート(笑)
うーん、何度見ても美しい色合い。

もう昼。
ちょっと南下して三沢市各地を探索。
しかし、どこもダメダメ。
良さげなところは基地の柵の中。
これでまた南下しておいらせ町や八戸市のマークを狙うには下準備が不充分で見当がつかない。

と、思案してるのはたぶん3秒ほど。
すぐに岩手県滝沢市へ大移動開始!
前回、2♂出していて、やはりこんどは♀を採りたい。
バビューン(笑)

午前中と同じ方法で探索開始するも、こちらは意外と狭いエリアですぐに頭打ちに。
ヤバイ。
すぐにGoogleアースで周辺調査。
いくつか回るも、どこも良くない。
というかやたら私有地だったりして立ち入ることが出来ず。

結局、
アキラメル。

でもまあ、北東北でもコブシの花が満開となり、確実に春が進んでいるようだ。

また初夏に来れそうなので、また違った夏の虫が楽しみだな!

2015年4月15日水曜日

ウォーリー八戸完成!

3週間弱ですが、八戸現場も完成!
壁建てからマット敷き込み、そして取り付き回りと待機スペースのタイルカーペット施工まで、ベーシックな内容ですがいつになくちゃんと岩場レストも挟んでの充実した、そして少しゆとりのある工事でした。
おかげさまで怪我もなく無事に終わることができました。
職人さんたち、お疲れ様でした!

自分は実は昨日はトンボ帰りで関東のとある現場で打ち合わせだったので仕上がる瞬間には立ち会えず。
新幹線で帰ってきたら見事に完成してました。

職人さんふたりはそれぞれの寄り道をしながら早くに出発。
自分は自分の道具類の片付けとパッキング(積み込み)。これを雑にやると車内で荷物が暴れたりうるさかったり、なにより積みきれなくなる(笑)
予定より2日ほど早く終わったので、滅多にくることのない北東北の虫探しに時間が使える!
天気が良ければ階上ボルダーにリベンジに行くところだけど、なんと朝から土砂降り。
1日降り続いて、しかも明日も天気が悪い。

ということで、
3-4段?のマークオサムシ探索に出かける。
八戸市は市内で採れるそうだが、地図とGoogleアースでチェックしたポイントへ。
もうそろそろ虫も活動を開始し始める季節なので越冬している成虫探しもギリギリセーフ?という感じ。
こうした越冬虫探しの場合は雨でも雪でも長靴とカッパがあれば出来るのが良いところ。
とはいえあまり快適とは言えませんが。
登山と一緒で好きな時間はなにをしても楽しいというものでしょう!

で、10ヶ所ほどの探索は空振り。
というか、カスリもせず。
水芭蕉が咲き乱れる、そんな湿地帯。
花はキレイなので良いけど、マークさん的には外してるんだろうか?

明日の半日はキタカブリの探索に切り替えですなあ。

それにしても、3日前の激カチ痛、まだ指肉が痛い!
本気出してたんだなー、と少しウレシい。Mだなー(笑)

2015年4月12日日曜日

日曜日後編

階上ボルダーで出会った地元のクライマーさんと長話。
いろいろ教えていただきありがとうございます!

帰り道、本当に階上ボルダーからすぐ近くにあるノースロックさんに寄り道。
工事前半にはアフター5に登りに行くつもりだったのですが風邪の病み上がりで体力の余裕なく行けず仕舞いでした。
そして今日、オーナーさんに会ったらなんと13年前に、またコクサイチーフセッターとかなんたらこうとかという資格を持っていた頃にそれを振りかざして威張り腐っていたダメダメな自分が恥ずかしながらもセッター講習会の生徒さんとして受講されていた方だったと、実際に会ってやっとシナプスがつながりました!
ご無沙汰しておりました。

ここノースロックさんは、全国的には知られていません(恐らく)が、自分も全く知りませんでした。すみません。
ロクスノにもジョイにも掲載されていませんが、リードもボルダーもある立派なジムです!
1年前にオープンしたみたいですが、なんと!すべてオーナーさん独りで二年かけて作ったそうです。
スゴい!
また、ここには恐らく日本で他にはないものがふたつもあります。
ひとつは自前のスカイマスター(高所作業車)があってルートセットはそれでやるそうです。
もうひとつは、チムニー壁です。
クラックはあるところにはあるものですが、チムニーは初めて見ました。
子供たちに人気があるようです。
やっぱりクライミングの基本は岩の弱点を突いていくものですから、邪心のない子供にはもっともチャレンジしがいのある形状なんでしょうね。勉強になりますね。
階上ボルダーも種差海岸ボルダーも目と鼻の先。
お近くにお越しの際はぜひ登りに行って見ましょう!
クライミングジム ノースロック
青森県三戸郡階上町蒼前東2-9-1851

よろしくお願いいたします!
そして、
M徳さん、これからも頑張ってくださいね!!

日曜日前編

昨日の氷雨も止み、日の出より太陽が輝く八戸最後の日曜日。
壁も完成しあとはウレタン搬入を待つばかり!の前日。
天気も良くて気温も良さげな予報とくれば、この季節でやることはひとつ!
階上(はしかみ)ボルダーリベンジじゃ(笑)
中1日で出動なんて過去の現場クライミングではなかったこと。
それを可能にしたのはやはり岩場までのアプローチの近さでしょう。
なんといっても八戸市内から25分!
他にも種差海岸というすぐ近くの海岸にもエリアがあるそうで、そちらは今回は残念ながら行けなかったのが残念。
今日はオーナーさんと職人さん二人も参加!
風もなく陽が差しているので迷わず弁慶エリアへ。
ここでは前回のGんの宿題「蚊5級」のあるFボルダーへ。クジラ岩風のここではもっとも大きな岩なのでいろいろアップできる課題が揃っている。
ここには「俯瞰4級」という4つ星課題がありトポの解説には「これぞマントル」とある。しかしやってみるといわゆる手のひら返して手に足になるような動きには全員ならす、???。
これは違うラインか?それとも100岩場だから間違っていて普通なのか?ということになったが、他のボルダーもほぼ間違いだらけなのが発覚しているので誤植だろうということに落ち着く。
まあ、割りと新しいエリアなのでアプローチとかが合っていただけでも持ってきた甲斐もあるというものだ。
だいたいトポなんてものは著者の主観に頼っているので感性の違い=表記内容の間違い?があって当然なもの、とぐらいに考えて読み解くぐらいが正しいスタンスだと思いますがいかがなものでしょう?

で、
「蚊」ですが、内容も質も高くてかなり面白い課題でした。
しかしみんなの苦労を見るにつけ3級はつけてもいいのかなあ?と思いました。

その後すぐ上の「靄(もや)」1級を一撃出来ましたが、右の「霞(かすみ)」3級の出だしの一手(で終わりですが)のほうが靄のどのパートよりも難しかった!これには4.5回かかりましたよホントに。おそらく初登者は自分よりも背の高い人なんでしょう。足も体勢も悪い中でかなり高い次のふくらみの一番良いところを叩けるかチョー悪い中継使って半極めして身体を引き上げてくるのとではまったく違う感想に成らざるを得ませんなあ。
まあ、
それがクライミングなんだけどね。
チビにはけっこう辛くて悲しいことが多いけど、だからもう30年も登り続けている原動力なのかもしれない(笑)

地元のクライマーが来ていたので自分はしばらく談笑。
他にも転勤でこの地に来たボルダラーひとり。
結局、絶好のボルダリング日和の日曜日に自分等以外は二人という、かなり静かな環境に満足満足。
関東とかって、人口密度が高過ぎですよねえ。苦手です。

夕方、満を持して、自分の宿題の「サイバーゲート」1級へ。
そしてガビーン!
なんと染みだしで不可能。。。
うーん、
うーん、
でもやっぱり無理だわ。
で、
気を取り直してすぐ左の「鼓動2級」スタートからサイバーの上部にリンクする「岩融1級」をトライ。
ホールドはけっこう遠くてロックオフ全開系、の前に、ガビガビ痛い痛い系マックス!
ギザギザなのとけっこう傾斜あるので指肉食い込み痛が激なのでなんとも自動的に短期決戦以外に勝機なしと。

1回1回の間は、疲労回復というよりは、指肉のミンチ痛がほぐれて解放されたら次のトライ(笑)というかなりネガティブな姿勢。
5回目ぐらいにトポにある「ガバ」が取れてそのあとに続く「最後はガバからの豪快なムーブ」に。
しかしガバは持ち直してもどこにもガバのフォースを感じることはなく、豪快よりは目の前にあるリップをいかに確実にそおーと捉えるかという情況に。
結局、「豪快に!」というフレーズがリフレインしてエイヤーと手を出したら取り損ねた!
10回目ぐらいにようやく登れたときに思ったことは、他人の感想や間違っているかもしれない誤植編集を決して鵜呑みにしてはいけないという事実。
クライミングって、自分の感じたことにブレずに信じて手を出していくことなんだと、今日も懲りずに改めて認識した1日でした。
グレードとか、ヒントは、あくまで参考程度の雑学にとどめておくのが健全ですね(笑)

今日も1日、
楽しかったな!

2015年4月11日土曜日

いよいよ

ここ青森県八戸市で工事進行中のウォーリー2号店工事もついに最終コーナーに差し掛かりました。
壁は出来上がり、本日は来るべきウレタン搬入に備えたマット設置に関わる下準備工事。
そして、オーナーさんに手ほどきしながらのハリボテ作り方教室本日限定開催(笑)

ウレタンが来て、なーんもトラブルなければ来週の半ばには皆さん卒業の運びです。
楽しいようで短かった八戸滞在。
1日雨だった今日の天気も明日は晴れる!みたいたのて、再び階上ボルダリングへリベンジだな!
すぐに乾けよー、花崗岩!

2015年4月10日金曜日

階上ボルダー

今朝までかなり寒かった!
この季節で氷点下4度はヤバイっしょ。
で、
今日の予報は時々晴れで最高気温12度。
これは行くしかないしょ(笑)
というわけで、
Gんと八戸近郊の割りと新しいボルダリングエリアである階上(はしかみ)へ行ってきた。

初めて行くエリアはけっこういつでもどこでもワクワクするし楽しいもの。しかしこのエリアに限っては、到着直前までそれらしい匂いのする大きめの石ころなんぞは皆無だし、なにしろ街のすぐ裏手の山林ときたものだから到着するまでは本当に不安だった。

しかーし。
到着するとちょうど良い高さの花崗岩のボルダーが植林のなかにポツポツある。
最初に全体像を知るためにあらかた見て廻る。
課題数少なくグレードも割りと中級レベルが中心。
まあとりあえずやってみっか!
と、取り付くと、山ノ手花崗岩らしくホールドけっこうフリクション過剰でいきなり指肉に食い込み痛い!
7-8本、5級〜3級をアップがてらに登るけれど、どれも割りと厳しめ。
見て直ぐにやりたくなるカンテ課題、「鳥瞰」1級をトライ。
最後はけっこう激カチでしかも遠い!
真っ黒に踏み込まれたオーディナリースタンスからは届かないので、さらに上のところからデッド。なんとか3.4回で登れて嬉しい。
さらに
これまた最初に岩見て登りたくなるライン、
ユーヤン初登の「サイバーゲート」1級トライ。
これまたカチの保持力真っ向勝負課題。
10回ぐらい打ち込んで、やっと前半の6-7割方の難しいパートが自動化してきたと思ったら、突然の保持力本日売り切れ御免のお迎えが(笑)
一瞬で瞬殺されて本日終了。
となりの鼓動2級も素晴らしいルックスなのですぐにトライするけど、やはり一筋縄ではいかない感じ。。。
なんとかカンテまで自動化できた!と思った刹那、保持力終了通告(笑)
もうなにも、できなくなる。

午後からは風も強くなりかなりシバレル!

久しぶりの(10日ぶりのクライミング!)クライミングが侍浜以来の岩場というのが嬉しい!
やっばり、
岩登りは楽しい!

また、行って登りたい課題がたくさんあるので、画策しますかな(笑)

2015年4月8日水曜日

北へ

諸々用事、なんとかひととおりこなし真冬のとある街を最後に、再び松尾芭蕉の足跡を超高速追跡開始(笑)
今年も秋まで終わった!
走行距離もさらに増えそうだな。
みなさん、
ご贔屓にして頂きありがとうございます!

2015年4月6日月曜日

見舞いに行ったとき。
病院前の路上ど真ん中にハザードも点けずに停まっている乗用車。
運転者は紅葉マーク付のおじいさん。両手でハンドル持って前方凝視。
視線の先には、はるか80m先に赤信号。
うーん、あれか?
後方には三台の乗用車。
異様に車間詰めたり左右にボンネット突きだして怒り心頭の表現。
少しの間をおいて一斉にクラクション!
先頭のおじいさんは信号青になりタイヤを軽く鳴らしながら急発進。
それに続いて猛ダッシュで追いかける3人はみんなさらなるオジーサン!
紅葉マーク付(笑)

病室では、周囲の患者さんたちは全員おじいさん。
みんな、若いナースのなすがまま。
どう良く理解してもそのやりとりは幼児をあやすおかーさんそのもの。

天寿を全うするには、やはり身体が動くギリギリまで俗っぽく生きて、最後は赤ちゃんに戻っていくのが、人の途のようだ。


ベットで寝ている父は満開桜が見れなくてかわいそうなので、スマホでパシャリと撮った映像を見せてあげた。
来年も見れるといいね。

そして、
同時に、
おそらくもう桜を見たりクライミングを一緒に出来ない親友を想った。

2015年4月5日日曜日

南下

関東へ向かっております!
早朝に出て、目星を付けた3ヶ所ほどで寄り道しながらマークオサムシおよびキタカブリを狙っていたのですが、最初のポイントから移動中に本降りとなり中止。
まあ仕方ないか。
岩手県産のキタカブリを2♂ゲットしました!
しかし、やはり最低限ワンペアで揃えておきたいところなので、リベンジだな。
ちなみに先週の青森産は見間違えて2♀だったので、こちらもリベンジだな。
なにしろそうそう滅多に行けるところではないので。。。

仙台辺りからコブシが咲いてきて、宇都宮過ぎてから桜が満開!
八戸はまだなーんも芽吹いてないのに。
東北道って、この時期昼間走ると面白い!

さーてさて、これから4日間、怒濤の用事あれこれなんでうっかり忘れないようにこなしていこー!

2015年4月4日土曜日

皆既月食

八戸ウォーリーさんの工事もちょうど1週間。
ほとんどの大きい面も出来上がり、これからは意外とながーい細かい仕上げ期間に入ります。
仙台からの応援部隊長youやんも本日めでたく卒業!
お疲れ様でした!

八戸は天気も良くてちと寒いですが、皆既月食もよーく観察できました。
スマホだと上手く撮影出来ないのがたまに傷。
しかし、
現場で見る天体ショーもなかなかオツなものですなあ。

2015年4月3日金曜日

D班長卒業!

八戸ウォーリーさんの工事も今日でちょうど1週間。
D班長の大車輪の活躍で、メインウォールの粗方は組み上がりました!
割りとシンプルな壁の構成なのと、ここのところ作業スペースに限りのある現場が続いたせいか、ひろーいこの現場では伸び伸びと作業出来たのが効率の良さにつながりました!

自分は風邪引いて酷い状態で八戸入りしたのですが、1週間かけて班長にバトンを渡したみたいで、昨日の仕事終了から風呂も入らずバタンキュー。今朝には予定より1日早く関東へ帰郷の途へ。
一晩でずいぶんやつれてお●ーさんになってしまったD班長は、さきほどようやく東京にたどり着いた模様です。
お疲れ様でした!
あしたから引き続き、福岡まで頑張ってくださいね!

おまけ
ヨッシーがこないだの楽しかった侍浜ボルダリングの写真をくれたので再び(笑)