2015年4月12日日曜日

日曜日前編

昨日の氷雨も止み、日の出より太陽が輝く八戸最後の日曜日。
壁も完成しあとはウレタン搬入を待つばかり!の前日。
天気も良くて気温も良さげな予報とくれば、この季節でやることはひとつ!
階上(はしかみ)ボルダーリベンジじゃ(笑)
中1日で出動なんて過去の現場クライミングではなかったこと。
それを可能にしたのはやはり岩場までのアプローチの近さでしょう。
なんといっても八戸市内から25分!
他にも種差海岸というすぐ近くの海岸にもエリアがあるそうで、そちらは今回は残念ながら行けなかったのが残念。
今日はオーナーさんと職人さん二人も参加!
風もなく陽が差しているので迷わず弁慶エリアへ。
ここでは前回のGんの宿題「蚊5級」のあるFボルダーへ。クジラ岩風のここではもっとも大きな岩なのでいろいろアップできる課題が揃っている。
ここには「俯瞰4級」という4つ星課題がありトポの解説には「これぞマントル」とある。しかしやってみるといわゆる手のひら返して手に足になるような動きには全員ならす、???。
これは違うラインか?それとも100岩場だから間違っていて普通なのか?ということになったが、他のボルダーもほぼ間違いだらけなのが発覚しているので誤植だろうということに落ち着く。
まあ、割りと新しいエリアなのでアプローチとかが合っていただけでも持ってきた甲斐もあるというものだ。
だいたいトポなんてものは著者の主観に頼っているので感性の違い=表記内容の間違い?があって当然なもの、とぐらいに考えて読み解くぐらいが正しいスタンスだと思いますがいかがなものでしょう?

で、
「蚊」ですが、内容も質も高くてかなり面白い課題でした。
しかしみんなの苦労を見るにつけ3級はつけてもいいのかなあ?と思いました。

その後すぐ上の「靄(もや)」1級を一撃出来ましたが、右の「霞(かすみ)」3級の出だしの一手(で終わりですが)のほうが靄のどのパートよりも難しかった!これには4.5回かかりましたよホントに。おそらく初登者は自分よりも背の高い人なんでしょう。足も体勢も悪い中でかなり高い次のふくらみの一番良いところを叩けるかチョー悪い中継使って半極めして身体を引き上げてくるのとではまったく違う感想に成らざるを得ませんなあ。
まあ、
それがクライミングなんだけどね。
チビにはけっこう辛くて悲しいことが多いけど、だからもう30年も登り続けている原動力なのかもしれない(笑)

地元のクライマーが来ていたので自分はしばらく談笑。
他にも転勤でこの地に来たボルダラーひとり。
結局、絶好のボルダリング日和の日曜日に自分等以外は二人という、かなり静かな環境に満足満足。
関東とかって、人口密度が高過ぎですよねえ。苦手です。

夕方、満を持して、自分の宿題の「サイバーゲート」1級へ。
そしてガビーン!
なんと染みだしで不可能。。。
うーん、
うーん、
でもやっぱり無理だわ。
で、
気を取り直してすぐ左の「鼓動2級」スタートからサイバーの上部にリンクする「岩融1級」をトライ。
ホールドはけっこう遠くてロックオフ全開系、の前に、ガビガビ痛い痛い系マックス!
ギザギザなのとけっこう傾斜あるので指肉食い込み痛が激なのでなんとも自動的に短期決戦以外に勝機なしと。

1回1回の間は、疲労回復というよりは、指肉のミンチ痛がほぐれて解放されたら次のトライ(笑)というかなりネガティブな姿勢。
5回目ぐらいにトポにある「ガバ」が取れてそのあとに続く「最後はガバからの豪快なムーブ」に。
しかしガバは持ち直してもどこにもガバのフォースを感じることはなく、豪快よりは目の前にあるリップをいかに確実にそおーと捉えるかという情況に。
結局、「豪快に!」というフレーズがリフレインしてエイヤーと手を出したら取り損ねた!
10回目ぐらいにようやく登れたときに思ったことは、他人の感想や間違っているかもしれない誤植編集を決して鵜呑みにしてはいけないという事実。
クライミングって、自分の感じたことにブレずに信じて手を出していくことなんだと、今日も懲りずに改めて認識した1日でした。
グレードとか、ヒントは、あくまで参考程度の雑学にとどめておくのが健全ですね(笑)

今日も1日、
楽しかったな!

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