2013年6月15日土曜日

フェモラータその後

この早春にたまたま仕事で訪れた中部日本で見つけた移入種のモモブトハムシの仲間。
葛のツタにたくさんの虫エイを見つけたので海外産移入種の駆除を実行。

プラ容器にしまっていたので蒸れてカビだらけだけど、先週あたりから急速に羽化がはじまり毎日成虫が出てきてます。
本当は羽化の瞬間を見たいのだけど、サナギはけっこう固いマユ玉作っている。一月前にマユを壊してサナギを取りだして観察してたらいつの間にか干からびてた(笑)
で、こりずにまたひとつ割り出してみた。
普通の甲虫のサナギだと、いじるとクネクネ動いて一応外敵からの防御反応するのだけど、こいつはまったく動かない。
固いマユが関係してるのかもしれない。でもカミキリみたいに強力なアゴを持っていないのにどうやって破って出るのかは不明。溶かしてるかも?
なかなか観察している時間もないけど、いろいろ分からないことだらけなのが虫の世界の面白いところ。
新種はおいそれと見つけられないけど、新しい発見はいくらでもあるのが惹かれる。

つづく

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