2012年12月18日火曜日

サブマット

今年最後に、クライミングジム向けにサブマットを開発しました。
まだまだ試行錯誤中ではありますが、西に向かう途中で0号機黄色、1号機赤色をそれぞれKO - wall 2さんとBUBU さんに納品させていただきました。
基本構想について少し。どこのジムでもそうですが、傾斜のない壁ほど利用率が一番高いと思います。そしてウレタンマットのヘタリも一番激しいかと思います。
ウレタンの腰がヘタルのが先かカバーが破れたりするのが先か、そのどちらかでしょう。
しかし最近はマットのスキマを極力無くして捻挫などの事故を防ぐために大きな一体化したものが多いです。しかしながら一部分だけのヘタリでそこだけ交換するのはなかなかできないし、実際問題、そこだけウレタンを入れ換えたり補修テープでカバーをつくろっていることが現状ではないでしょうか?
そこで、ほんの少しだけ考えました(笑)
初めから、または途中からでも利用率が高いエリアのフォールポイントだけあらかじめサブマット敷いとけばいいんじゃないかって。
問題はその固さと強さなんだけど、とりあえず試作機は20ミリ厚に抑えてあります。
これならば段差があまり気にならないし捻挫の危険性も極力少ない感じ。
硬さと強度はまだまだいろいろ元のウレタンマット硬度の強弱によって変えていく必要がある。

サイズは基本的に1m×2m。BUBU さんのは縦が1.5m使用にしてある。
色もいろいろ。
素材はカバーと同等のものなので強度はあるしメンテナンスも簡単。
両端はベルクロをつけてあるので、何枚でもつなげて使用できます。

先だって4枚だけ0号機を納品したKO - wall の神様からはさっそく別の利用法を教わりました。
それはセット作業に3〜4枚つなげて脚立立てると沈まないしその面積の中では自由に作業できる。上から外したホールドを投げてもOK!脚立もサブマットごと楽々移動できるのでベニヤ板で変な気を使ったり重い思いをしなくて済む。7尺以上の大きい脚立もさらにもう一枚下敷きに重ねれば天板のトップに立っても安定感ある、とのこと。
それと立てれば簡易アイソレーションエリアができるとかとか。ローカルコンペで使えそうですね!

なんだかいいことづくしで怖い(笑)

今年はマット抑えベンチ工法の発明に続き、二つ目のアイデアもうまくいきそうです。
サブマット開発は来年も引き続き追及していきますので、乞うご期待!

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