2015年5月2日土曜日

瑞牆山2

天気はバッチリ、行き帰りの渋滞もなさそうな5月最初の金曜日。
公私にわたり多忙ながらも、全てを振り切って再び山梨県へ!
クライミングシーズン最終日?の今日は最高のコンディション。
秩父国立公園とはとても思えないほど地面も岩もカサカサに乾いている。
気温も暑からず寒からず、そして北米の岩場のように湿度はカラカラに乾いている。
今日はお互い作業疲れでいまいちなクロヒゲと、ルートデビューしたいというGんとカサメリへ。
ほとんど山岳会の新人山行のノリ(笑)
トップロープで2本ほど登ったあとにコセロックのトータルリコール10bへ。
トップロープの試登なしで初リードトライ!
このルートは前半は易しいのである程度の高さまで落ち着いてクリップできるのでビレイしていても安心。
上部の核心では苦労するもなんとか一撃出来た。
続いて、左のネコの手10b。
初リードの喜びも束の間、さっきのはヌンチャクを掛けてあった状態で、しかも少しその登りも見てしまっていたのでそれはオンサイトではない!と説明。
本当に価値のあるのはなんの情報もなく自分の全ての力量を試されるオンサイトが偉いのであって、どこまでも限りなくあらゆる手を尽くしていわゆる一撃するのとは雲泥の価値の差があると。
そうしてヌンチャクをぶら下げてトライを開始するも、出だしで連続して逆クリップしてそれを直しているうちに果ててテンション(笑)
取り付きでで改めてクリップ練習してから出直して、2回目のトライでレッドポイント。
まあ世の中甘くないのだよ(笑)
厳しい?二人の先輩にしごかれて今日はこれまで。
まだ早いので、下に降りてボルダーに早変わり。
阿修羅には裸男達がいて怖かったのでその外周を適当に登る。
男達が服を着ていなくなったので阿修羅にトライ。
一見簡単そうなクラックだけど被っているのでなかなか悪い!
あれやこれやと出来ないのでいろいろ試しているうちに着地で右足首をグキル。昨年の御岳でネンザしたものが再発。どうやらクセになったようで突然の戦力外通告。ガックリ。
しばらく休んで歩けるようになったので最後に十六夜へ。
チョークがたくさん付いているので人気課題みたいだが、抜けのチョークが付いていないので、どうやら相当難しいみたい。
出だしは左足立ちこみなのでトライ出来そう。
しかーし。
出だしからやはり悪い!
何度かめでやっと4歩上がれる。
しかしそこからどーにもこーにも動けない。
クロヒゲとともに何度か頑張ったが、敗退。
すぐ右の八十八夜四段とかも見てみるが、なーんにもホールド、スタンスと呼べるものはない。
傾斜もけっこう立っているので、ムーブの想像すら浮かんでこない。
段の世界は、やはり相当に奥深いですなあ。
どっかぶりの段はこれから加齢とともに厳しいけど、スラブの世界はやっていたら出来るようになるんだろうか?
老後の着地点はスラブか!?
とかとか、今日はクライミングの成果はなかったけど、今後の指針の成果はあったかな(笑)

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