沖縄北部に通い始めて今年で4年目。
いつもはボルバカさんのセットにからめて6-7月ごろの訪問でしたが、今年はGW真っ只中!
しかも昨年新種として発見されたばかりのカミキリもまさに同じ時期に採れるという。
これはもう仕事ついでを超越したスケジュールを組むしかありませんな(笑)
天気予報だと時々雨ということだったが、朝一番の羽田空港発那覇行きの飛行機(もちろん右側窓側指定!)の窓から見る本島北部はスコーンと晴れているではないじゃないですか!
さっそく2日前から入山している虫友P太郎に連絡を入れて、直行するので合流ポイントを決める。
おそらく約一年ぶりのムシトリ再会。
さっそく成果や状況を聞くと、件の8段虫はとくにどこでどれだけ採れているかは不明らしい。
想像では少なくとも20〜30人ぐらいがどこかの採れるポイントに群がっているのでは?と想定していたのだが、ほとんどの林道を走って同業者を探しても特定できなかったという。
行きずりの単独採集者も同じ考えでポイントを探しているもあやふやな情報しかつかんでいない模様。
自分が昨年もっとも怪しいと踏んでいたポイントも人影なし。
うーん。どこなんだ?
とりあえず時間的にもう飛ばない午後なのでいろいろ花を掬ったりしてポツポツと採る。
しかーし、1ヶ月後に比べると圧倒的に虫そのものが少ない!
というかほとんどいない。
まああちこちとふたりして想像を巡らせていろいろ回るが肩透かしばかり。
夕方には態勢を立て直すべくライトトラップの場所に移動。
今回はY崎さんに頼んで特注した○ッコロスUV1号、2号、3号を実践試験運用するために超過料金払って持ってきている!
いろいろ細工してセッティング。
風が強くてはっきりいって寒い。しかも昼間の貧果を考えるとほとんど期待ゼロ。しかも今日は満月で月齢も最悪。
夜7時前にやっと暗くなってきてライトオン!
強風でほとんど虫は飛んでこないけど9時頃になって風が収まり満月も分厚い雲に遮られてチャンス到来。
カミキリ4種類飛んでくる。
3WLEDは遠目にも明るく、集虫力の高さを実証!
10時過ぎにはバタッとなにも飛ばなくなって寒いので終了。
朝、つけっぱなしだったトラップの下にぶら下げた水入りバケツを確認すると蛾も甲虫もそこそこ入っていて改めて使える新たな道具と認定(笑)
午前中はまず花を掬うけど曇っていてほとんどなにも採れず。
いろいろ迷ったけど最初に目をつけたポイントで9:00から13:00まで粘るもトンボとハチしか発見できず。
大きく移動をかけてネクマチヂヒオドシハナカミキリというやはり3-4段ぐらいの特産種を狙いに行く。
到着してすぐに採れたばかりの個体を見せてもらう。
よーし!頑張るぞー!
と、ふたりして気合い入れて付近を2.5時間探索。
本命は採れなかったけどお互いに初物のルフェとトラニウスなどが予定外に採れて複雑に嬉しい(笑)
本当にこの時期はポツポツとしか採れないけど、それもまた善し!
8段虫の怪情報もたくさん収集できた(笑)
まあ、ひとことで言えば未知数倍増で楽しみが増したということかな?
P太郎は明日の朝一飛行機で帰るので採集終了。
久しぶりに一緒に山を歩けて楽しかったよ!
またどこぞで一緒に採ろう。
お疲れ様でした!
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