微妙に足りなくなった材料が届くまでの数時間。
オーナーさんお薦めの近所にある蕪島神社というウミネコ(天然記念物)繁殖地へプチ観光。
凄い!
物凄い数のウミネコが 地面も空も埋め尽くしている。
ウンコよけの傘まで置いてあるぐらいだけど、見事命中したひとは神社の社務所に行くと証明書を発行してくれるそうです。
もちろん運が着いた、ということらしいです。
ちょうど繁殖シーズンで、ひながたくさんいるのだけど、たぶんあまりに過密しているので近隣の?ウミネコにつつかれて血だらけのひなが多数散見。
良さげなボルダーを擁した岩山にあるせいか海岸に降りると転落したひながこれまた多数。合掌。
不幸にも運がつかず、昼飯どきなので、グルマン部長のY崎さんが行きたいというテレビで有名になったという小舟渡という定食屋へ。
ここはまさに海沿い。番屋といってもいい立地。
ここは北三陸。
とくればあまちゃん。
あまちゃんとくればウニ。
ということで紫ウニを遥かに凌駕する馬糞ウニ丼注文!
馬糞ウニは19歳の時に2ヶ月ヒッチハイクで放浪した北海道は礼文島以来の爆食いかな?30年まえはサシミ醤油とマッチだけ持って無料のキャンプ場から出掛けてマラ岩辺りの磯で無限に付着している馬糞ウニを取っては生食いしたり焚き火を起こして炙ったところにチョロリと醤油を垂らして飽きるまで食べたっけなあ。
2週間ぐらいそんな毎日を過ごし、たたまたま居合わせた他の四人の旅人とは、これまた2年後に中国カシュガルの山奥の天山のウイグル族のパオでそのうちの一人と再会したときはビックリしたものだなあ。
自分もそれ以来旅は止めてクライミングしかしなくなったからもう誰とも会わなくなったけど。
でもまあ、人生なんて旅みたいなもの。
会うのも会わないのも必然だったり偶然だったり。
馬糞ウニには思い出が詰まっている。
今日もワサビを溶かした醤油をサッとかけてガシガシかきこんだ。
次はまたさらなる30年後かな?
それまではできるかぎり、
垂直の旅を続けて行きたいなあ。
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