春の虫、その2。
先週のヒラヤマコブハナに続き、今週はなかなかいそうでいない、杉木の大害虫、スギカミキリさん採集を楽しみました!
といっても既に過去に採集した場所でのリピートというか、都市化の進む環境下で3年ぶりにどうなったかな?という興味津々での探索となりました。
採集場所は近年急速に人口が増えている関東近郊のとある街。
少し前まで長閑な田園風景広がる田舎だったのですが、都心への高速鉄道が開通してからはみるみる間にベットタウン化が進んでおります。
その昔、交付金対策で造成したような不釣り合いな広い公園も、いまではすっかり住宅街に囲まれてしまい、その豊かな環境と広さで贅沢な憩いの場所と変貌しているようなところです。
公園内にはかなり多くの杉がありますが、長年の放置プレイ?のせいかどれも商品価値のない節目だらけでヤサグレた格好の木ばかり。
日の暮れた7時前後の30分ほどライトを持って公園をぐるりと一周。
確認したのは18♂10♀。
以前より増えたような?
ホストのヤサグレ杉も多くなってきたみたい。食害された杉木が多くて目立つ。
しかし一本の杉木に3頭以上の複数いたのはどれも健康そうなヤサグレていないひとかかえ以上あるような立派な杉木のみだったのが興味深い。
一番多かったのは11頭がいた木。それは腰高で胴回りが2m以上ある立派な杉木でした。
これからターゲットにされる木なのか、それとも出会い系の木?なのかはまだ分かりませんが、数年後に今日の御神木を忘れずに再訪すれば少し知見が増えそうですな。
ともあれ、実家の近くなので毎年でも確認していきたいものです。
今回は風邪で寝込んで身動き取れないという老父からのメールで心配して駆けつけたおかげ?で観察できました!
幸いにも大事に至らずやれやれ。
30年後の自分の姿を見るようで複雑な気持ちですが、ともあれ静岡現場早く終わってタイミング良すぎだろー
まっ、いいか(笑)
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