終戦記念日の予選2日目は、途中夕立が降ったけど無事終了しました。
納得のクライミングができた人、できなかった人、それぞれでしょう。
カメラのファインダーでこの2日間、みんなの真剣な表情とクライミングを見つめていて思ったこと。
それは下駄のはきちがいかもしれないけど、「ああ、日本の将来も彼らがなんとか道を切り開いていけそうだな」という、かなり漠然とした直感でした。
また逆に、クライミングには人を惹き付けてある程度まっとうな人間を自然に育てあげる魅力があるんだなあ〜とも思いました。
これまで14年間、第一回のJOCになんらかの形で 関わってきましたが、ほとんどのユースが就職なり進学でクライミングから離れていきました。 それぞれに理由があるのだろうけど、クライミング界に残った人残らなかったひとすべてのひとの共通点としていえること。 それはなるべく若い時期に好きなことに没頭できた、または好きなことものに出会えた若者は、必ずその後の人生には前向きな生き方をしているだろうということ。
全員が全員、そうではないだろうけど、なにをさておいても「これが好き!」という出会いのない人が、実は世の中の大勢を占めていることも最近知りました。
かわいそうなことだ…
いろいろな考えといろいろな情熱が、日本中から集まりぶつかりあう城端に今年も来れて幸せです。
明日は決勝だけど、すべての人の想いを受けて、誰が優勝するのか楽しみだ。
そしてまた優勝することの意味を、若者がいったい何年後かに初めて理解して、実感するのか、それとも理解・消化できないまま終わるのか。 それはこちらの関与することではないけど、そういうことを想像することは大人だけに許された楽しみだろう♪
皆に幸あれ!
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